アイヴァックス・シンジケート(Ivax Syndicate)はアイヴァックス星雲に起源を持つ、アノート宙域の犯罪シンジケート。[2] ヴォラス・ザ・ハットが影のリーダーで、惑星ベスピンのクラウド・シティにあるパラダイス・アトリウムから組織の指揮を執っていた。[1] アイヴァックス・シンジケートは地下賭博やレース、血なまぐさい闘技への関与で知られたが、その見せかけの裏で、アノート宙域全体に影響を及ぼすことができる強力な犯罪事業に手を染めていた。[2]
銀河内戦終盤、銀河帝国のユーブリック・アデルハード総督がアノート宙域に“鉄の封鎖”を敷いた際、宙域内の犯罪活動のバランスが崩壊した。品不足によって闇市場の値が高騰したことで、アイヴァックスの利益もライバル組織に食いつぶされてしまった。[4] そんな中、バーニン・コン出身の犯罪者ライリーとその弟“スマグラー”がアイヴァックスと手を結び、シンジケートの一員であるノグバ・クーシュから任務を請け負い始めた。この出会いがきっかけとなり、やがてシンジケートはアノート宙域のさまざまな派閥によって結成される反帝国組織“アップライジング”の一員となった。[1]
鉄の封鎖が崩壊し、ランド・カルリジアンがクラウド・シティを解放して執政官に復帰すると、シンジケートは町から離れ、封鎖から解き放たれて散り散りになった。カルリジアンは、もし彼らが再びクラウド・シティに戻るようなことがあればそのとき対処すればよいと考え、あえてアイヴァックスを追わないことに決めた。[4]
登場作品[]
- スター・ウォーズ・アップライジング (初登場)
参考資料[]
脚注[]
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