アズド・チャンチ(Azudo Chanch)は人間の男性で、ソウ・ゲレラ率いるパルチザンに所属した優秀なメカニックで、キャヴァン・エンジェルスのパイロット。1 BBY当時、チャンチはパルチザンの拠点である衛星ジェダのカデラ地下墓地に滞在し、反乱軍のジン・アーソがパルチザンに捕まって連行されてきた時もその場に居合わせた。この直後、カデラ地下墓地は銀河帝国のデス・スター・バトル・ステーションによる攻撃で破壊された。
経歴[]
人間の男性[1]、アズド・チャンチは帝国時代にソウ・ゲレラ率いる反乱分子パルチザンの一員として活動した。彼は8機のスターファイターによって構成されるキャヴァン・エンジェルス中隊のパイロットであり、また優秀なメカニックでもあった。[2] 1 BBY当時[3]、パルチザンは銀河帝国がカイバー・クリスタルの採集を行っている衛星ジェダで反乱活動を展開し、チャンチとキャヴァン・エンジェルスも組織の拠点であるカデラ地下墓地に滞在した。[1]
この年[3]、パルチザンはジェダ・シティで反乱同盟のメンバーであるジン・アーソらを拘束した。ジンが[1] ジャヴロス・ミアーズ[2] たちによって地下墓地へ連行されてきたとき、アズド・チャンチは建物の中の武器庫に居合わせ、光り輝くテーブルに手を置いて直立しながら、ジンに冷たい視線を送った。その後まもなく、ジェダ・シティが銀河帝国のデス・スター・バトル・ステーションによるスーパーレーザーの砲撃で破壊され、衝撃波が地下墓地にも押し寄せてきた。パルチザンのメンバーは異変に気付いて逃げ出したが、ゲレラを含む[1] 多数の構成員が地下墓地の破壊に巻き込まれて命を落とした。[4]
人物[]
アズド・チャンチは白色人種の人間男性で、毛は白く、髭を生やしていた。[1]
装備[]
チャンチは茶色のパッド付ジャケットとベルト、黒いグローブ、右腕だけの灰色のガントレット等からなる、まとまりのない装備を身に着けていた。またこのパイロットは左肩にだけ白いポールドロンをつけ、帝国軍のスカウト・トルーパーのフェイスマスクを装着した。[2]
制作の舞台裏[]
アズド・チャンチは2016年に公開されたアンソロジー・シリーズ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で初登場を果たした。[1] キャラクターの名前は2023年発売の設定資料集『スター・ウォーズ:反乱の夜明け ビジュアル・ガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で判明した。[2]
登場作品[]
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)