アナージ(Annaj)は銀河系のアウター・リム・テリトリー、モッデル宙域[1]、アナージ星系[2] に属す天体である。4 ABY、反乱同盟の特殊部隊スターダスト・ユニットの隊員であるラクティヴェル伍長は、エンドア軌道に浮かぶ第2デス・スターの攻撃作戦に備え、アナージをはじめとするモッデル宙域の天体の星図をまとめた。[1]
ラクティヴェルはこの報告書の中で、同盟宇宙軍がモッデル宙域に進入する最も簡単な方法は、アナージが終点のスパー・トレード・ルートを使うことであるが、この復帰地点は銀河帝国によって防衛されている可能性が高いと述べた。ラクティヴェルの報告書の後、キャピン・ハリナー少佐はクリックス・メイディン将軍宛に新たな報告書を提出し、帝国が星図に記載されていないサンクチュアリ・パイプライン航路を利用して、アナージに配置されている反乱軍のエージェントに気付かれることなく、何千という貨物船でデス・スターの建造資材を運んでいるのではないかと指摘した。サンクチュアリ・パイプラインはサラストとエンドアを直接結んでおり、反乱軍も奇襲作戦のためにこの航路を使うことになった。[1]
モッデル宙域のマップおよびラクティヴェルとハリナーの報告書は、『レベル・ファイルズ』と呼ばれる反乱同盟の資料群に収録された。34 ABY、『レベル・ファイルズ』はダークティールで再発見され、最終的にレジスタンスの手に渡った。レジスタンスのアミリン・ホルド中将は当時の報告書を読み、新たな注意書きを書き添えた。[1]