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「ここの住民の多くは誰かから、あるいは何かから身を隠しておるんだろう。アウター・リムのゴミ溜めはどこも同じだ。誰も好んで来たわけじゃない。それはわしらとて同じだが」
ミーバー・ガスコン[出典]

アバファー(Abafar)はアウター・リム・テリトリースプリズン宙域に属す砂漠惑星。燃料として利用される不安定な物質、ライドニウムの産地だった。ザ・ヴォイドと呼ばれる広大な砂漠地帯が広がり、大気は浮遊する粒子のせいで不自然なほど均一なオレンジ色だった。クローン戦争中、独立星系連合はアバファーに採鉱施設を設置していた。

特徴[]

地形[]

「わしはあらゆる問題を合理的に解決するよう教えられてきた。だがここでは…この何もない虚無の星では不可能だ。物の見方を変える必要がある」
―ミーバー・ガスコン[出典]
AbafarSettlement-ASDitV

アバファーの居住区

アバファーはアウター・リム・テリトリースプリズン宙域に属した辺境の惑星だった。[2] 気候は高温で、砂漠地帯が広がっていた。ザ・ヴォイド(虚無)と呼ばれる荒野が果てしなく広がっており、地形的な特徴はほとんど何もなかった。[1] 知覚種族の居住区は、砂漠の地表に縦横に走る大きな窪みの中に築かれていた。ポンズ・オーラもそうした数少ない居住地のひとつで、ライドニウム採掘地の周辺に造られていた。銀河共和国のデータベースにもその窪みに関する記述があったが、それが何であるかは記録されていなかった。[2] アバファーは砂漠の星だったが資源を持っており[4]、揮発性燃料ライドニウムの数少ない産出地のひとつとして知られていた。[1]

銀河共和国の惑星データによると、アバファーの直径は12 11 714で、赤道距離は1625856、面積は580 025 700、そのうちの14 11 000が陸地で、 80 40 000は海だった。共和国のファイルには人口に関する情報は無く、最も低い地点は海面下850メートル、最も深い場所は44585. 25648にあった(共和国のデータ上には、これらの数字の単位は記載されていない)。[4]

大気[]

TheVoidofAbafar

アバファーのオレンジ色の大気

大気中の微粒子が太陽の光を反射するせいで、アバファーには不自然なほど均一なオレンジ色の空が広がっていた。大気と砂漠の土の特性が組み合わさり、アバファーの空気は白くかすんでいた。そのためアバファーの広大な砂漠には影ができず、方向や時間を読み取ることはほとんど不可能だった。[1][2]

動物[]

アバファーは苛酷な環境のせいで生物多様性に限界があったが、ヴォイド・ストライダーと呼ばれる飛べない鳥類クリーチャーが生息していた。ヴォイド・ストライダーは群れを成して移動し、普段はほとんど音や動きがない“虚無”の砂漠を騒がしく走り回った。ストライダーの生活にとって、知覚種族やドロイドの存在は全く問題にならないようだった。[5] また、ポンズ・オーラには知覚種族の残飯を漁る虫が生息していた。[6]

歴史[]

Battle droids-MIA

ポンズ・オーラの通りをパトロールするバトル・ドロイド

クローン戦争中、独立星系連合はアバファーのポンズ・オーラにライドニウム採鉱施設を設置した。[6] 彼らは拿捕した共和国ヴェネター級スター・デストロイヤーにライドニウムを積み込み、軍艦1隻を爆弾代わりにして共和国軍戦略会議にテロ攻撃を仕掛けるつもりだった。[7]

戦争中、サーリッシュの戦いを生き延びたクローン・コマンドーCC-5576-39(グレガー)がアバファーに流れ着いた。彼は記憶喪失に陥り、ボーカスという名のサラスタンのコックに拾われてポンズ・オーラの食堂パワー・スライダーズの皿洗いをすることになった。その後、偶然にもミーバー・ガスコン大佐率いる共和国グランド・アーミーD分隊が乗るシャトルがアバファーに墜落した。ガスコンとD分隊のドロイドたちはポンズ・オーラでグレガーと出会い、彼がクローン・トルーパーだった頃の記憶を取り戻させた。グレガーはD分隊をアバファーから脱出させるため分離主義勢力の採鉱施設を強襲した。D分隊は宇宙船を奪って逃げることに成功したが、グレガーは敵を引き付けるため戦場に残った。[6] グレガーはこの戦いで死んだと思われたが、実は生きており、のちに何らかの手段でアバファーを離れた。[8]

エンドアの戦いの直後、新共和国パイロットであるウェッジ・アンティリーズは、銀河帝国の残存勢力を見つけるためアウター・リムの星々を旅し、フローラムライロスヒナリ、アバファー、レイドニアアキヴァを偵察した。[9]

住民[]

ポンズ・オーラの街は地表レベルよりも低い場所に造られており、ライドニウムの採掘活動が行われていた。アバファーの人口はまばらだったが、ポンズ・オーラには様々な種族の住民がいた。銀河共和国時代の末期、アリーナアクアリッシュダグ人間サラスタンといった種族がポンズ・オーラに住んでいた。この街にはゲーム・ゴーや食堂パワー・スライダーズ、ドクター・エヴァザン美容外科などの施設があった。また、分離主義勢力のバトル・ドロイドが地上に配備され、ポンズ・オーラでパトロールを行っていた。[6]

参考資料[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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