アリック・ナイトドリフター（Aric Nightdrifter）、識別番号TK-1403は人間の男性で、銀河帝国に仕えたストームトルーパーである。エンドアの戦いで反乱同盟と戦った経歴を持ち、銀河内戦終結後はヴァシュカ・ヴァレー退役施設48に入所した。
経歴[]
アリック・ナイトドリフターは銀河内戦の時代にストームトルーパーとして銀河帝国に仕えた。新共和国の設立後、ナイトドリフターは上官だったキャプテン・ジョア・トリビュラスとともに惑星ヴァシュカにあるヴァシュカ・ヴァレー退役施設48に入所した。しかしこの施設は敵対的なインセクトイド種族ヴァシュカン・アピダクティルの襲撃を受け、蝋に覆われた巨大な巣窟と化してしまった。職員たちは逃げ出したが、ナイトドリフターたちを含む患者たちはアピダクティルの餌食として取り残されてしまった。ナイトドリフターを含む数名は何とか施設の地下で生き延びたが、生存者も一人また一人と殺されていき、その死体は蝋でできた繭に封印された。[2]
29 ABY[1]、地下で孤独に生きていたナイトドリフターのもとに、傭兵のバジーン・ネタルが現れた。彼女はトリビュラスが所有する鋼鉄製のケースを手に入れるためヴァシュカにやってきたのである。ネタルはナイトドリフターを脅迫し、トリビュラスの死体のところへ案内させた。ネタルがケースを回収していたとき、ナイトドリフターはケースを横取りするためにやってきたネタルのかつての師匠、デルフィ・クロダによって気絶させられた。クロダはケースを奪い、ネタルを蝋に閉じ込めて去っていった。のちにナイトドリフターはアピダクティルに殺されてしまったが、ネタルは脱出を果たし、のちにクロダを殺してケースを奪還した。[2]
制作の舞台裏[]
アリック・ナイトドリフターはデライラ・S・ドーソンによる短編小説『パーフェクト・ウェポン』で初登場を果たした。本作は「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」シリーズの1作として2015年に発売された。[2]
登場作品[]
- パーフェクト・ウェポン （初登場）
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『スター・ウォーズ タイムライン』によると『パーフェクト・ウェポン』の時系列は29 ABYであるため。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 パーフェクト・ウェポン