アルリック・レン（Alrich Wren）は人間の男性で、レン氏族を率いるウルサ・レン女伯爵の夫である。レン氏族がマンダロリアン社会の中で力を持ち、尊敬を集める家柄であることから、アルリックはウルサと結婚した際に彼女の姓を使うことになった。2人のあいだにはトリスタンという名の息子と、サビーヌという名の娘がいた。アルリックは妻や子どもたちと違って戦士ではなくアーティストであり、彼の芸術的才能は娘のサビーヌに受け継がれていた。サビーヌがマンダロア帝国アカデミーから逃亡した後、アルリックは銀河帝国の支配下にある惑星マンダロアの政府によって拘束された。帝国の代理人としてマンダロアを支配するガー・サクソン総督は、クローネストに拠点を置くレン氏族が帝国に歯向かうことのないようアルリックを人質にしたのである。
2 BBY、サビーヌはクローネストにおける戦いでガー・サクソンを倒し、両氏族の間に内戦が始まった。1 BBY、レン氏族がアルリックを救出するためマンダロアに潜入すると、新総督のタイバー・サクソンは見せしめのためアルリックを処刑することに決めた。しかしサビーヌとその仲間たちはアルリックを乗せて首都サンダーリへ向かうK79-S80帝国軍兵員輸送機部隊に攻撃を仕掛ける。アルリックはジェダイのエズラ・ブリッジャーによって救出され、無事に子どもたちや妻と再会を果たした。その後、レン氏族を含む複数のマンダロリアン派閥がボ＝カターン・クライズのもとに集結し、マンダロリアン・レジスタンスとして帝国に蜂起した。しかし帝国は銀河内戦の終盤にマンダロアの大粛清を行い、アルリックもこの攻撃の犠牲となった。
登場作品[]
反乱者たち – ダークセーバーの試練 （初言及）
反乱者たち – マンダロアを継ぐ者たち （言及のみ）- フォース・オブ・デスティニー – アートの歴史 （言及のみ）
- スター・ウォーズ 反乱者たち/マンダロアの英雄たち （初登場）
- アソーカ – パート4：堕ちたジェダイ （間接的に言及）
- アソーカ – パート8：ジェダイと魔女と大提督 （間接的に言及）
