アレックス(Arex)は数世代に渡ってオルドリームのリバー・ムーンにあるジェダイ修道院に仕えた、ジェダイ・トレーニング・ドロイドである。クローン戦争や帝国時代の初期、アレックスは修道院で隠遁生活を送るジェダイ・マスター・キラック・インフィラに付き添い、パスヴァール山でライトセーバー訓練の相手をしていた。クローン戦争の直後、インフィラの命を狙うシス卿ダース・ヴェイダーが月にやってきた。ヴェイダーはアレックスを破壊し、このドロイドが持っていた訓練用武器でインフィラと戦った。インフィラは最初の対決に勝利したが、ヴェイダーはアレックスの部品を使ってサイボーグの体を修理し、再びジェダイ・マスターに挑んだ。
経歴[]
![Vader Arex](https://static.wikia.nocookie.net/starwars/images/1/17/Vader_Arex.jpg/revision/latest/scale-to-width-down/200?cb=20181206091742&path-prefix=ja)
アレックスの最期
ジェダイ・トレーニング・ドロイドのアレックスは、銀河共和国時代から帝国時代の初期にかけてジェダイ・オーダーに奉仕した。アレックスはオルドリームのリバー・ムーンに配属され、数世代にわたってパスヴァール山のジェダイ修道院に仕えた。やがてジェダイ・マスターのキラック・インフィラが“バラシュの誓い”を実践するため修道院にやってくると、アレックスはオーダーの活動から身を引いたこのマスターに付き添い、修行の手伝いをした。[1]
19 BBY、銀河帝国が台頭してジェダイ・オーダーが壊滅した後、シス卿ダース・ヴェイダーがオルドリームの川の月にやってきた。ダース・ヴェイダーの目的は、インフィラを殺してライトセーバーを奪い、自分の新しいセーバーを作るのに必要なカイバー・クリスタルを手に入れることだった。インフィラはヴェイダーのスターシップを先制攻撃で撃墜し、アレックスにパスヴァール山の防衛システムを準備しておくよう命じた。その後アレックスはインフィラに指示されて崖の水門を開き、サイボーグのシス卿を水攻めにした。しかしヴェイダーはフォースを使って崖底から脱出し、パスヴァール山のトラップをかいくぐりながらアレックスとインフィラが待つ山頂を目指した。[1]
ヴェイダーが橋の上で巨大鳥ラプトランと戦っていた時、アレックスは橋を落とすトラップを作動させてはどうかと提案したが、インフィラは却下し、残りのトラップも全て停止させるよう命じた。インフィラはヴェイダーを倒すことこそ、バラシュの誓いの末に辿り着いた自分の使命だと考えたのである。ヴェイダーが山頂に到着すると、アレックスはセーバー訓練用武器を使ってこのシス卿に挑みかかった。しかしヴェイダーはトレーニング・ドロイドを空中で制止させ、武器を腕ごともぎ取った後、崖の底に放り投げた。その後ヴェイダーはインフィラに敗れ、アレックスの近くに落下してきた。ヴェイダーは自分の機械の体を修理するためにアレックスをフォースで解体し、このドロイドの部品を使って復活を遂げた。[1]
特徴[]
![Arex Jedi training droid](https://static.wikia.nocookie.net/starwars/images/8/83/Arex_Jedi_training_droid.jpg/revision/latest/scale-to-width-down/170?cb=20171126151821&path-prefix=ja)
インフィラとの訓練戦闘
アレックスはジェダイ・オーダーに忠実なトレーニング・ドロイドで、数世代に渡ってオルドリームのリバー・ムーンの修道院に仕え、ジェダイの修行を手伝っていた。ジェダイの哲学や信条を支持していたアレックスは、フォースのダークサイドがライトサイドに勝つことはないと信じていた。[1]
制作の舞台裏[]
アレックスは2017年発売のコミック『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙』(チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画)に登場するキャラクターである。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙 (初登場)