アンダーシティ(Undercity)は惑星マンダロアの首都、サンダーリの地下に広がる区画である。丸いポータルがアンダーシティへの入り口になっており、その先には下水道や排水口などが入り組んだトンネル網が広がっていた。19 BBYにマンダロア包囲戦が発生した際、アンダーシティでも共和国グランド・アーミーとマンダロリアン・スーパー・コマンドーの衝突が発生した。[1]
歴史[]
- 「キャプテン・ヴォーン、何を見つけたの?」
「アンダーシティへの入り口にたどり着き、敵の指揮官ガー・サクソンと戦闘になりました。ところが急にここで姿を消したんです」 - ―アソーカ・タノとCT-0292[出典]

マンダロア包囲戦のさなか、アンダーシティでシャドウ・コレクティヴのメンバーと連絡を取るモール
19 BBY、共和国グランド・アーミーとマンダロア・レジスタンスが惑星マンダロアを包囲し、首都サンダーリで戦闘が発生した際、元シス卿のモールはジェダイをアンダーシティへおびき寄せるために罠を仕組んだ。地上の市街戦で劣勢を強いられたマンダロリアン・スーパー・コマンドーの指導者ガー・サクソンは、アルメク首相からアンダーシティへ退却するよう命じられた。サクソンはアンダーシティの入り口でクローン・キャプテンCT-0292“ヴォーン”らと戦闘を繰り広げた後、トンネル網へ姿を消した。間もなく元ジェダイ・パダワンのアソーカ・タノが地下に駆け付け、ヴォーンらとともにトンネル網の捜索を行った。しかし彼女たちはルック・カストらスーパー・コマンドーに待ち伏せされ、タノ以外は全滅してしまった。[1]
唯一の生存者となったタノはモールとのライトセーバー戦を強いられたが、クローン・コマンダーCT-7567“レックス”のチームが到着したおかげで、戦いは中断された。その後、モールはアンダーシティのCデッキへ派遣されたクローン・トルーパーのチームを襲撃し、ルテナントCT-5597“ジェシー”を連れ去った。モールはアンダーシティの別の場所でジェシーにフォースのマインド・プローブを行い、タノに関する情報を聞き出した。一方、タノはトルーパー・スターリングからジェシーの身に起きたことを知らされ、Cデッキの防備を固めておくよう指示を出した。またモールは、アンダーシティからシャドウ・コレクティヴのメンバーであるジットン・モジ、マーグ・クリム、ドライデン・ヴォスらに連絡を取り、姿を隠すよう告げた後、これから地上で共和国軍と再衝突するスーパー・コマンドーたちを激励した。[2]
制作の舞台裏[]
アンダーシティははTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン7の第9話『忘れがたき旧友』で初登場を果たした。本作は2020年4月17日にアメリカの Disney+ で配信開始した。日本語版では地下シティ、あるいは単に地下と訳されている。[1] アンダーシティの下水システムであるトンネル網は、『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場した惑星ロザルの地下のデザインを再加工して作られた。ただし、モールとアソーカ・タノが最初の対決を繰り広げた“ハブ”部分は新たに制作された。[3]
登場作品[]
参考資料[]
"Old Friends Not Forgotten" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
"The Phantom Apprentice" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)