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「船長、あれを!」
―アンティダー・ウィリアムズ[出典]

アンティダー・ウィリアムズ[1](Antidar Williams)は人間男性で、元老院所有のシャトルを操縦していた銀河共和国パイロット惑星バーケッシュに生まれたウィリアムズは、青年時代に農業用のエアスピーダーを飛ばしていたが、やがて冒険を追い求めて故郷を後にした。ウィリアムズは共和国で職を見つけたが、間もなくラヌルフ・ターキンが指揮する非正規の軍事勢力に加わった。スターク・ハイパースペース紛争において、この軍隊はクォーティル星系へと赴き、アイアコ・スタークスターク・コマーシャル・コンバインと戦った。

ウィリアムズは、惑星トロイケンで行われた数々の戦いで軍のために忠実に活動し、のちに共和国のジュディシアル・フォースに入隊することになった。それから数年のうちに、彼は中尉へと昇格し、カンセラー級クルーザーアクセプタンス>のパイロットになった。<アクセプタンス>とウィリアムズは、ガリドラーンの戦いインチョリの暴動に参加する。しかし彼のクルーザーはインチョリの暴動で破壊されてしまった。その後、ウィリアムズはシャトル操縦の任務に左遷される。しかし、ガリドラーンでウィリアムズと親しくなった同僚パイロット、マオイ・マダカーは、封鎖された惑星ナブーへとジェダイクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービを運ぶ任務の際、ウィリアムズを副操縦士として要請した。しかし、ウィリアムズとマダカーの乗る<ラディアントVII>はトレード・フェデレーションによって破壊されてしまい、ふたりは船と運命を共にすることになった。

経歴

スターク・ハイパースペース紛争

TarkinsInvincible

トロイケンへと墜落する<インヴィンシブル>

アンティダー・ウィリアムズは、熱帯の惑星バーケッシュに生まれた。10代の頃、ウィリアムズは農業用のエアスピーダーを飛ばして作業していたが、やがてより冒険的で刺激的な仕事を求めるようになった。彼は故郷バーケッシュを離れ、銀河共和国で職にありついた。しかし、彼の最初の仕事は、共和国の正規の仕事ではなかった。44 BBYスターク・ハイパースペース紛争が勃発した際、ウィリアムズはエリアドゥ選出のラヌルフ・ターキン元老院議員が率いる共和国辺境領域保安軍(ターキンの部隊は正規軍ではなかった)へと志願したのである。ウィリアムズはターキンの旗艦である共和国軽アサルト・クルーザーインヴィンシブル>に乗り込んだ。スターク・コマーシャル・コンバインアイアコ・スタークは、バクタの供給ラインを襲撃し、奪った製品を途方もない高値で売りさばいていた。この問題について話し合うため、惑星トロイケンでスタークとジェダイトレード・フェデレーション間の話し合いが行われることになったが、ターキンはスタークを滅ぼすために自らの準軍事勢力を指揮して現地に向かった。

しかしこのことを知ったスタークは、ターキンの艦隊宇宙船に対し、ナビゲーション・コンピューター用のウイルスを放った。ターキンの戦艦はウイルスによって航行機能を破壊されてしまい、艦隊の3分の2もの宇宙船がハイパースペースを飛び出した途端に惑星や太陽、あるいはトロイケンのどこかに衝突したり、ブラックホールに吸い込まれることになった。<インヴィンシブル>を含む残りの3分の1は無傷でトロイケンにたどり着くことができたが、スターク率いるはるかに圧倒的な軍隊によって迎撃された。<インヴィンシブル>は激しい砲撃を被り、ターキンの補佐官であるジェイス・ダリンは、乗組員全員に船を放棄するよう指示した。ウィリアムズも脱出ポッドに乗り込み、惑星の地上へと降下した。ウィリアムズたちターキンの準軍事勢力の生き残りは、アヴォス山へと退却し、そこで交渉に失敗したジェダイたちと合流した。スタークの部下たちがアヴォス山を攻撃したため、複数戦闘が発生する。共和国から援軍が送られてくるまでの間、ウィリアムズはいくつかの戦いで活躍した。スターク・ハイパースペース紛争で忠実に戦ったことにより、彼は共和国の正規の機関であるジュディシアル・フォースに加わることができた。

ジュディシアルの中尉

Jango 3 13 Acceptance

ガリドラーンへと降下する<アクセプタンス>

ジュディシアル・フォースで中尉になったウィリアムズは、カンセラー級クルーザーアクセプタンス>を操縦することになった。<アクセプタンス>は、ガリドラーンの戦いで現地へと派遣された。ガリドラーン総督ジェダイ・オーダーに訴えたところによれば、マンダロリアン戦士団のグループが惑星の住民に対して極悪非道な行為を働いているとのことだった。マンダロリアンの悪行を止めさせるため、20名のジェダイのチームを乗せた5隻のカンセラー級クルーザー(<アクセプタンス>含む)がガリドラーンに赴くことになったのである。グループのリーダーであるジェダイ・マスタードゥークーと、彼のパダワンであるコマリ・ヴォサは、ウィリアムズの<アクセプタンス>に乗り込んでいた。この任務の途中で、ウィリアムズは<ラディアントVII>の船長を務めるマオイ・マダカーと親しくなった。ジェダイ・オーダーはガリドラーンの戦いに勝利を収めたが、ジャンゴ・フェットを除く全てのマンダロリアンを倒した代償として、11名のジェダイを失うことになった。

後、インチョリ星系出身のインチョリが近隣の住民に対して侵略行為を開始し、共和国は問題解決のためにジェダイを派遣することになった。銀河元老院はインチョリに対して技術的な通商停止を行い、インチョリの暴動と呼ばれるようになる事件が発生する。この出来事の中で、ウィリアムズは再びマダカーと行動を共にすることになった。問題解決のため派遣されたジェダイたちは現地で奮闘し、元老院はジュディシアルの宇宙攻撃グループをインチョリの中央司令部ウハナイへと送った。ウハナイの戦いで<アクセプタンス>は破壊されてしまったが、ウィリアムズは戦闘を生き残った。

ナブーの任務

Radiant VII destruction

<ラディアントVII>が破壊された際、ウィリアムズも命を落とした

インチョリの暴動が終結した後、<アクセプタンス>を失ったことが原因で、ウィリアムズは惑星コルサントから短距離の移動をする元老院所有シャトルを操縦する仕事に回されることになった。しかし、マダカーが特殊任務の際にウィリアムズを<ラディアントVII>の副操縦士として指名したため、ウィリアムズは通常の業務から外れることになる。要請を受け入れたウィリアムズは、32 BBY、マダカーとともにジェダイのクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービ封鎖されたナブーへと運ぶことになった。平和な惑星ナブーは、元老院が新しく可決したトレード・ルートへの課税に反対するトレード・フェデレーションによって、抗議のために封鎖されていた。この状況を平和的に解決したいと考えた最高議長フィニス・ヴァローラムは、トレード・フェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイと交渉を行うため、密かにジンとケノービを派遣することに決めたのだった。

マダカーとウィリアムズはふたりのジェダイをトレード・フェデレーションの旗艦、ルクレハルク級LH-3210貨物船サーカク>へと運んだが、ジェダイが戻るまで待機するよう指示された。ウィリアムズはこの状況にもどかしさを感じたが、彼が何か行動を起こす前に、<ラディアントVII>は<サーカク>のハンガー内でトレード・フェデレーションの砲台に破壊されてしまった。ウィリアムズとマダカーは、このとき宇宙船の爆発で命を落とした。フェデレーションはこの攻撃と同時にジンとケノービも殺そうとしたが、こちらは失敗に終わる。結局、ナブー封鎖は全面的な侵略へと発展したが、最終的にフェデレーションは敗北し、ナブーは解放された。

個性と特徴

アンティダー・ウィリアムズは冒険好きで落ち着きのない男性だった。彼はパイロットとしての刺激を追求し、そのキャリアの初期には非正規の軍事勢力に加わった。複数の大規模な紛争に参加した後も、ウィリアムズは冒険的な精神を失っていなかった。ジンとケノービを<サーカク>に届けて待機していた際も、彼は何か行動を起こしたがっていた。ナブーの任務においてウィリアムズは、上官であるマダカー船長と同様、かなり神経質になっていた。

制作の舞台裏

アンティダー・ウィリアムズは、ジョージ・ルーカス監督による映画、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場したキャラクターである(初登場作品は、テリー・ブルックスによる映画の小説版)。映画公開時は、オープニング・シーンに登場する無名のパイロットに過ぎなかった。キャラクターを演じたサイラス・カーソンは、役のためにオーディションを受けた際にルーカスの目を引いた。カーソンは同作でロット・ドッドヌート・ガンレイキ=アディ=ムンディも演じている。このキャラクターは、スター・ウォーズ カスタマイザブル カードゲームの「Coruscant Limited」で初めて“ウィリアムズ”という名前を与えられた。

レゴ スター・ウォーズ コンプリート サーガ』のエピソードIの部分のオープニング・カットシーンでは、ナブー王室保安軍のレゴ・フィギュアがウィリアムズの役を演じている。

2006年StarWars.com Hyperspaceの記事、『What's The Story?』で、イアン・タプリーがこのキャラクターの背景設定を作成した。当初、タプリーは自分の名前をもじってウィリアムズのファーストネームを名づけようとしたが、うまくいかなかった。ウィリアムズを演じた俳優の名前を覚えていなかったタプリーは、「ラディアント(radiant)」を並び替えてアンティダーという名前をつくった。キャラクターの出身惑星を設定する際、タプリーは将来の正史作品で使われなさそうな惑星を選ぶことにした。そこでタプリーは、彼が気に入っていたゲーム、『スター・ウォーズ 出撃!ローグ中隊』に登場する惑星バーケッシュを、ウィリアムズの出身地に設定した。

イアン・タプリーは、『ファントム・メナス』のオープニング・シーンで命を落とすこのキャラクターに、32 BBY以前のタイムラインでできる限りの冒険をさせたいと考えた。タプリーは2001年コミック『Republic: The Stark Hyperspace War』で描かれたスターク・ハイパースペース紛争と、2000年のコミック『Jedi Council: Acts of War』で描かれたインチョリの暴動に、ウィリアムズが関わっていたという設定をつくった。タプリーのオリジナル原稿の設定では、ウィリアムズはインチョリの暴動の際に大尉に昇格していたが、<アクセプタンス>を失ったため降格処分を受けたことになっていた。またタプリーは、ウィリアムズにはクローン大戦銀河内戦に参加した親戚がいる可能性を示唆している。

登場エピソード

非正史作品

脚注

脚注

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