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この記事のタイトルはあくまで仮の名称です。

正式名称が不明なため、記事名に仮のタイトルが充てられています。

2 BBY以前、惑星アンバラの上空で銀河帝国宇宙軍と反政府勢力のあいだに戦いが発生した。反政府勢力の側は“ナイトスワン”の異名で知られる正体不明の人物によって指揮されていた。カーロウ・ジェンドリング提督率いる帝国軍はナイトスワンのヴァルチャー・ドロイドに苦しめられるも、スローン大尉アルフレン・チェノ中佐の機転で敗北を免れた。しかし、この戦いはアンバラを帝国の支配下に置くためナイトスワンによって仕組まれたものだった。

背景

クローン戦争中、惑星アンバラに住むアンバラン銀河共和国を離脱して独立星系連合に組したため、アンバラの戦いクローン・トルーパーによる侵略を受けた。[2] 帝国時代になり、アンバラは主要なドゥーニウム産出および輸出惑星として栄えた。ドゥーニウムはスターシップの建造に用いられる金属であり、帝国宇宙軍艦隊や極秘のデス・スター・プロジェクトに欠かせない貴重な物質だった。“ナイトスワン”の異名で知られる海賊出身の反乱分子ネヴィル・シグニ銀河帝国に対する反乱運動に必要な資金を集めるため、ドゥーニウムやティバナイリジウム密輸活動を展開した。[1]

ナイトスワンはアンバランの当局を買収するのは難しいと判断し、アンバラで反政府運動を扇動し、帝国にこの惑星の採鉱および精錬地域を占領させることにした。ナイトスワンはアンバラン当局よりも帝国の役人のほうが買収しやすく、密輸が楽だと考えたのである。反政府運動の下準備のため、ナイトスワンの工作員はアンバラの外側の衛星地表に送信機を設置した。またナイトスワンは裏社会のコネを利用し、旧分離主義勢力のヴァルチャー・ドロイドを400機手に入れた。[1]

反乱運動の存在を知った帝国は、カーロウ・ジェンドリング提督率いる機動部隊を現地へ派遣した。ジェンドリングの部隊の戦力にはインペリアル級スター・デストロイヤーフォアモースト>と2隻のレイダー級コルベットアルフレン・チェノ中佐艦長を務めるアークワイテンズ級軽クルーザーサンダー・ワスプ>が含まれていた。チェノの部下の1人であるチスミスローニュルオド(スローン)大尉はアンバラの反乱運動を発見した本人でもあった。ジェンドリング提督は機動部隊の軍事力でアンバランを一掃するつもりだったが、帝国軍を待ち受けていたのは大量のヴァルチャー・ドロイドだった。[1]

戦い

ジェンドリング提督がアンバラに降伏を求めた後、衛星の裏側からヴァルチャー・ドロイドが発進し、帝国の機動部隊に群がった。チェノ中佐は<フォアモースト>の背面を狙う敵ファイターを迎撃・破壊するよう<サンダー・ワスプ>の砲手に命じた。スローンと副官のイーライ・ヴァント少尉は敵の行動パターンを分析し、ヴァルチャー・ドロイドを操っているのがアンバランではないことを見抜いた。アンバランは戦いに参加しておらず、帝国が劣勢になるのを待っていたのである。<サンダー・ワスプ>をはじめとする軍艦がすばしっこく飛び回るヴァルチャー・ドロイドに手こずったため、スローンとヴァントはチェノ中佐の承認を得て、センサー担当士官ハマリーの持ち場と交代した。[1]

スローンとヴァントはヴァルチャー・ドロイドの攻撃パターンをセンサーで分析し、このドロイド・スターファイターがアンバラの外側の月にある送信機で操られていることを突き止めた。スローンは地上設置型の送信機の場所を突き止め、チェノ中佐に頼んでジェンドリング提督に情報を伝えた。しかしジェンドリングは無用なリスクは冒すまいと、チェノやスローンの進言を無視した。そのためスローンは通信士官に命じて独自に他の友軍艦と連絡をとり、ヴァルチャー・ドロイドが障害物などの影に隠れて送信機からの命令が途絶えたタイミングを狙って攻撃するようアドバイスした。スローンの戦略は功を奏し、帝国は戦いの流れを覆してヴァルチャー・ドロイドをすべて破壊した。[1]

その後

Thrawn blood claw

帝国の勝利に貢献したスローン

ヴァルチャー・ドロイドが破壊されると、アンバランは無条件で降伏した。<フォアモースト>は反乱分子の引き渡しを行うためストームトルーパーを送り出した。帝国はこの戦いでレイダー級コルベットを1隻失い、<サンダー・ワスプ>や<フォアモースト>をはじめとする他の船も相当のダメージを被った。ジェンドリングは<サンダー・ワスプ>の活躍で勝利することができたにも関わらず、指揮官としての権限を無視したチェノ中佐に激怒した。一方、チェノは優秀なスローンの将来を守るため提督からの非難を一手に引き受けた。[1]

スローンは上官が自分を庇うことを望んでいなかったが、チェノはスローンの未来に期待し、クルーを守るためなら自分のキャリアを犠牲にしても構わないと語った。戦いが終わった後、ヴァントはアンバラの外側の月の送信機を調査し、このステーションがアンバランではなく人間によって管理されていたことを突き止めた。スローンとヴァントはこれらの調査結果を踏まえ、アンバラの反乱はこの惑星の鉱山を帝国に占領させるため、ナイトスワンによって計画的に仕組まれたものだったと結論づけた。[1]

制作の舞台裏

アンバラ上空の戦いは2017年に発売されたティモシイ・ザーン正史小説『スローン』で描かれた。

脚注

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