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− | *[[スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還]] |
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− | *[[スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒]] |
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==参考資料== |
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*[[スター・ウォーズ 100シーン]] |
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*[[アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科]] |
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+ | *[[きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック]] |
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+ | *[[きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版]] |
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+ | *[[スター・ウォーズ プロパガンダ:銀河系における扇動絵画の歴史]] |
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2019年7月10日 (水) 15:46時点における版
アーマー、装甲服(Armor)は、戦闘時の危険から身を守るために装着する防護服である。主に兵士や賞金稼ぎ、警備兵が身につけた。地上用の乗り物や宇宙船の装甲もアーマーと呼ばれた。また、ランコアやジロ・ビーストのように生まれつき丈夫なアーマーを持つ生き物もいた。
種類
マンダロアのアーマー
惑星マンダロア出身の古い氏族は、マンダロリアン・アーマーと呼ばれるアーマーを装着した。装甲服を身につけたマンダロア戦士の姿は銀河系の各地で恐れられていた。マンダロリアンのヘルメットのバイザーは特徴的なT字型になっていた。クローン戦争中、デス・ウォッチと呼ばれるマンダロリアンの新派閥が台頭し、古代戦士団のアーマーを身に着けて戦った。デス・ウォッチのアーマーの色は灰色と青で、単発式のミサイル・ランチャーを搭載したジェットパックを背負っていた。ダース・モールに忠誠を誓っていたマンダロリアン・スーパー・コマンドーは赤と黒の装甲服を身に着けていた。彼らの中には、リーダーであるモールに敬意を払いヘルメットに角を付けている者もいた。
賞金稼ぎのジャンゴ・フェットもマンダロリアン・アーマーを身に着けていた。彼はミサイルを搭載したジェットパックや、手首の火炎放射器、リスト・ブレード等の武器を装甲服に仕込んでいた。彼のクローンの息子であるボバ・フェットも同様の装甲服に身を包み、父親と同じく様々な改造を施していた。彼の装甲服には火炎放射器付きガントレット、ウィップコード発射装置が取り付けられており、膝当てにはロケット・ダーツ発射装置が隠されていた。
クローン・トルーパーのアーマー
共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーはボディ・アーマーで全身をカバーしていた。彼らの装甲服の色は基本的に白だったが、階級や所属を識別するために様々なカラーリングやマーキングを施されていた。クローン・トルーパーのヘルメットには、暗い場所を照らすための小型フラッシュライトが頭部の両端に取り付けられていた。クローン・コマンドーは標準的なクローン・トルーパー・アーマーに似た専用の装備を身に着けていた。モン・カラマリで発生した内戦に参加したクローン・スキューバ・トルーパーは水中戦に特化した装甲服を装着していた。
ストームトルーパーのアーマー
銀河帝国のストームトルーパーも白い装甲服で全身を包んでいた。帝国軍事研究局が開発したこのアーマーは、ブラスターの直撃弾を防ぐことこそできなかったものの、かすめる程度なら耐えることができた。寒冷気候強襲ストームトルーパーやスカウト・トルーパー、サンドトルーパー、マグマ・トルーパーといったストームトルーパーの専門部隊は、それぞれの任務に適した特殊なアーマーを着用していた。
その他のアーマー
兵士や賞金稼ぎの他に、公式な護衛部隊や法律施行機関のメンバーもアーマーを着用した。銀河元老院の防衛を任されていたセネト・ガードやセネト・コマンドーは特徴的な青いアーマーを身に着けていた。オンダロン王室の近衛兵であるオンダロン・ガードは灰色のアーマーとヘルメットを装着した。サティーン・クライズ女公爵を警護したマンダロリアン・ガードもアーマーとヘルメット、巨大な盾を装備した。コルサント・アンダーワールド・ポリスは革と金属から成るアーマーを着けた。彼らはドロイドを思わせるゴーグルを身に着けていた。
シス卿ダース・ヴェイダーのアーマーは生命維持装置を兼ねたものだった。オビ=ワン・ケノービとの対決に敗北し、手足を失う重傷を負った後、彼はサイバネティックス手術を受けてサイボーグとして生まれ変わった。その後、彼は終世黒い装甲服とヘルメットに身を包んだ。彼は生命維持のため人工肺に依存し、呼吸時に不快な音を立てた。