イオピー(Eopie)は砂漠の惑星タトゥイーンに住んでいた草食の4足歩行クリーチャー。耐久力が極めて高く、タトゥイーンの住民はイオピーを乗り物や荷役動物として酷使していた。イオピーは惑星サルーカマイや衛星ザードッサ・スティックスにも生息していた。
生態と特徴
アウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンに生息したイオピーは、砂漠の環境に適応した4足歩行の草食クリーチャーである。イオピーはタフで簡単に飼い慣らすことができたが、気難しく頑固な一面もあった。イオピーの全高は1.75~2メートルほどで、淡い色の皮膚と柔軟な長い鼻を持ち、苛酷な砂漠地帯を確かな足取りで歩んだ。イオピーの子供は非常に弱く、捕食動物の標的になりやすかったため、彼らは20匹以上の群れを成して生活した。イオピーの平均寿命は90標準年だった。
歴史
タトゥイーンの住民は移動や荷物運搬用にイオピーを飼い慣らし、限界まで酷使していた。水分農場の男たちは貴重な水分を吸い上げる雑草を刈り取り、年老いたイオピーに与えた。
クローン戦争期、カット・ロクウェインの一家は惑星サルーカマイの農場でイオピーを飼育していた。ロクウェインのイオピーは広大な牧場で放し飼いにされ、数匹は納屋の中で飼育されていた。21 BBYに発生したサルーカマイの戦いのさなか、クローン・キャプテンのレックスはロクウェインの牧場の敷地内でBXシリーズ・ドロイド・コマンドーに狙撃され、重傷を負う。レックスの部下のジェシーは周囲にいるイオピーが家畜であることに気づき、どこか近くにキャプテンを運び込める家があるはずだと判断した。[4]
クローン戦争中、惑星アバファーの植民地ポンズ・オーラにある食堂パワー・スライダーズでは、「イオピー・シチュー」という名のメニューが販売されていた。
登場エピソード
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- Star Wars バトルフロント II
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
クローン・ウォーズ – 逃亡者
クローン・ウォーズ – 惑星封鎖を解き放て
クローン・ウォーズ – その手に掴むもの
クローン・ウォーズ – 生きていた兵士 (料理名が言及)
クローン・ウォーズ – 失踪 パート2
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- おれたちの船って最高だぜ! ハン・ソロとチューバッカの冒険 (言及のみ)
- アフターマス (言及のみ)
- ファズマ (言及のみ)
参考資料
- スター・ウォーズ 100シーン
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
Every Creature in the Star Wars Movies - Star Wars Kids YouTube チャンネル
Eopie - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
Eopie - 公式データバンク