特徴[]
惑星オンダロンの他の要塞都市と同様、首都イジズもジャングルのクリーチャーから住民を守るため高い城壁に囲まれていた。銀河共和国末期、イジズの中心にはユニファー寺院と呼ばれる建物があり、オンダロンを統治する王の宮殿として使用されていた。ユニファー寺院の前に広がるヨーラン広場では政治的なイベントが行われた。当時、イジズには人間、アイソリアン、トワイレック、ビヴォールといったさまざまな種族の住民がいた。彼らは狩人がジャングルで手に入れた動物や昆虫、あるいは果物などをマラガン市場などの商業区画で売買していた。イジズの電力はすべて1つの発電所によってまかなわれており、クローン戦争期には独立星系連合のバトル・ドロイドにも動力を供給していた。
歴史[]
分離主義危機当時、イジズはオンダロンの王であるラムシス・デンダップによって統治されていた。デンダップはクローン戦争で中立を選んだため臆病者と非難され、連合の支持者であるサンジェイ・ラッシュが彼を退位へ追い込んだ。ラッシュ王は分離主義勢力ドロイド軍を首都イジズへ招き入れ、市民はバトル・ドロイドに監視されながら生活することになった。ラッシュ王に不満を持つ者たちはオンダロン反乱軍を形成し、最初はイジズの城壁の外に広がるジャングル地帯で小規模な活動を展開した。しかし、ジェダイ最高評議会から派遣されたジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーが戦闘訓練を監督した結果、反乱軍は分離主義勢力の先遣隊を撃退できるまでに成長した。
反乱軍は狩人を装ってイジズに潜入し、指導者のスティーラとソウ・ゲレラ、ラックス・ボンテリらを中心に散発的なテロ行為を繰り返した。スカイウォーカーとケノービはコルサントへ戻ったが、パダワンのコマンダー・アソーカ・タノはオンダロンに残り、イジズで活動する反乱軍を影から支援した。ラッシュ王はテロ行為を止めるためヨーラン広場でデンダップを公開処刑しようとしたが、反乱軍、アソーカ・タノ、そして近衛兵隊長アケナーセン・タンディン将軍が前王を救い出した。その後、彼らはイジズ市民への被害を最小限に留めるため、首都の東部にある山岳地帯で分離主義勢力との最後の戦いに臨んだ。連合はこの戦いに敗北し、ドゥークー伯爵はカラーニ将軍に命じて用済みとなったラッシュ王を殺害した。その後、イジズの玉座は再びデンダップの手に戻り、オンダロンは共和国への再加盟を果たす。