イズキカ山(Mount Izukika)はミッド・リムの惑星キジーミに存在した雪山。惑星の事実上の首都であるキジーミ・シティはイズキカ山をまたぐ高原に位置し、山頂には宇宙港が設けられていた。
特徴[]
イズキカ山は惑星キジーミに存在した雪山であり、頂上部の高原は標高4,200メートルに達した。イズキカ山には凍てつくような風が吹き荒れたが、周囲の山よりも凹凸が少なく比較的平らなおかげで、文明が栄える余地があった。イズキカ山をまたぐ高原には古代から続く入植地キジーミ・シティが築かれ[3]、山頂には宇宙港も存在した。[2] またキジーミ・シティの古代の石造建築には、イズキカ山で採石された花崗岩が用いられていた。[3]
歴史[]
ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の1,000年前、ダイ・ベンドゥのメンバーがキジーミのイズキカ山に修道院を建てた。やがてこの寺院を中心にキジーミ・シティが築かれ、惑星の事実上の首都となった。[2]
32 ABY[4]、フォース感応者のカー・ナク・シンとドロイドRZ-7を乗せたヨット<アヴァドラ>が燃料補給のためイズキカ山頂のキジーミ宇宙港を訪れた。[2]
35 ABY[1]、キジーミはシス・エターナルのジストン級スター・デストロイヤー<デリファン>から放たれたアキシャル・スーパーレーザーのビームで攻撃され、イズキカ山やキジーミ・シティを含む星全体が破壊されてしまった。[5]
制作の舞台裏[]
イズキカ山は2019年に発売された正史のヤング・アダルト・ノベル『フォース・コレクター』(ケヴィン・シニック著)で初登場を果たした。同作は2019年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』とのタイアップ企画である『ジャーニー・トゥ・スカイウォーカーの夜明け』シリーズの1作である。[2]
登場作品[]
- ポー・ダメロン:フリー・フォール
- フォース・コレクター (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け (初ビジュアル化)
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け 小説版
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ジュニアノベル版
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 惑星キジーミは映画『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』で破壊された。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』によれば『スカイウォーカーの夜明け』の時系列はホズニアン事変の1年後であり、『スター・ウォーズ ギャラクティック アトラスによればホズニアン事変が起きた年は34 ABYであるため、キジーミの破壊は35 ABYの出来事ということになる。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 フォース・コレクター
- ↑ 3.0 3.1 3.2 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け