イプシドン(Ipsidon)[4] イプシウムの鉱脈が存在した砂漠の惑星である。この惑星は人間を始めとする知覚種族が呼吸可能な大気を有していたが、気候の予測が困難であり、しばしば極めて過酷な砂嵐が吹き荒れた。イプシドンにはさびれた宇宙港が存在したが、帝国時代初頭の時点で放棄され、無人になっていた。[2]
歴史[]
クローン戦争中、テクノ・ユニオンはイプシドンでイプシウム鉱山を運営した。しかし彼らは撤退を強いられ、鉱山はモッコによって乗っ取られた。帝国時代初頭、モッコは鉱山と周辺の町“モッコタウン”をボスとして支配し、若い人間の奴隷たちを鉱山労働者としてこき使った。[3]
ある時、トランドーシャンの情報屋シダリン・スケールバックはイプシドンの北部にあるイプシウム鉱山を購入した。彼女は傭兵のクローン・フォース99を派遣し、イプシウムの回収を命じた。しかし彼らは[2] モッコの手下の少年ベンニ・バーロ[3] に宇宙船<マローダー>を盗まれたうえ、砂嵐に襲われた際に回収したイプシウムも手放すことになった。[2] その後、クローン・フォース99は鉱山の町を突き止め、モッコから船を取り戻した。その際、モッコは鉱山の利益を不正に独占していたことを暴かれ、奴隷たちとの争いのすえ破滅した。少年たちは解放されたが、引き続きこの鉱山でイプシウムを掘り続ける道を選んだ。[3]
制作の舞台裏[]
イプシドンはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のために制作され、2023年2月15日に Disney+ で配信されたシーズン2第9話『分かれ道』で初登場を果たした。[3]