インシネレーター・タンク(Incinerator tank)は銀河帝国が惑星キャッシークを占領した際に使用した装甲型強襲用戦車である。一般的なAATと違って主砲に火炎放射器を搭載しており、表面にはジャングルの迷彩塗装が施されていた。帝国時代初頭、トランドーシャンの狩猟チームがこのタンクを使用してキャッシークの森林を焼き払った。
特徴[]
銀河帝国が使用した[1] インシネレーター・タンク[2] は分離主義勢力の装甲型強襲用戦車Mk Iがベースになっており、主砲として火炎放射器を搭載していた。また左右に対人用の兵器が搭載され、機体上部のコマンダー用ハッチの後ろに砲手用の外部座席が追加で取り付けられていた。またインシネレーター・タンクの機体表面には森林用の迷彩塗装が施され、側部に帝国の紋章が描かれていた。[1]
歴史[]
- 「戦車が通った跡だ。村は帝国に焼き払われたんだな」
- ―ハンター[出典]
帝国時代初頭、帝国地上軍は占領下に置いた惑星キャッシークでインシネレーター・タンクを使用した。この戦車は帝国と手を結んだトランドーシャンの狩猟チームにも供与されていた。タンクに乗ったトランドーシャンたちは、帝国のクローン・トルーパーとともにキャッシークのジャングルを進み、ウーキーの樹木や入植地に対する焼き討ちを行った。[1]
ウーキーに対する攻撃が続く中、帝国から離反したクローン・フォース99(バッド・バッチ)のメンバーがウーキーのジェダイ・パダワンであるグンジーを連れてキャッシークにやって来た。帝国による焼き討ちに遭ったウーキーの村を見つけた後、彼らは2台のインシネレーター・タンクとトランドーシャンの集団を発見した。グンジーとクローンたちはトランドーシャンの狩人を倒し、インシネレーター・タンクによる破壊活動を止めた。その後、帝国のトルーパーとコマンダー・バブワ・ヴェノモーが戦闘の現場を訪れてライトセーバーの跡を見つけ、ジェダイの生存者がいることに気づいた。[1]
ヴェノモーはジェダイの生存者を見つけるためインシネレーター・タンクの部隊を率いて森を前進した。一方、グンジーとバッド・バッチはヤナ率いるウーキーの部族と合流し、トランドーシャンを止めるために作戦を立て、待ち伏せを行った。彼らはインシネレーター・タンクの下に爆弾を投げ込んで奇襲を開始し、森の中や樹上から攻撃を展開した。バッド・バッチの隊員レッカーはウーキーと協力してタンクを1台制圧した。ヴェノマーはグンジーを倒すためタンクから降りたが、ネットキャスターの餌食になってしまった。[1]