- 「スター・デストロイヤーだ!」
「違う。あれとは別物だ」 - ―エズラ・ブリッジャーとジュン・サトー[出典]
インペリアル・インターディクター(Imperial Interdictor)はヤヴィンの戦いの4年前にテスト運用が行われた銀河帝国の試作型インターディクター級スター・デストロイヤー。ハイパースペース航行中のスターシップを捕捉できる重力井戸発生装置を搭載していた。
特徴[]
- 「ハイパースペースから引きずり出される!」
- ―反乱軍兵士[出典]
インペリアル・インターディクターは銀河帝国が開発した試作型の[3] インターディクター級スター・デストロイヤーである。[2] くさび型の船体を持ち、球状の重力井戸発生装置を4基搭載していた。インペリアル・インターディクターの重力井戸発生装置はハイパースペースにいる宇宙船をリアルスペースに引き戻すことが可能で、捕捉された船はハイパードライブを起動することができなくなった。[4] 四連レーザー砲と[1] 偏向シールド発生装置を装備し、脱出ポッドも備えていた。この艦のブリッジは船体上部にあり、艦内には監房区画があった。[4]
歴史[]
ヤヴィンの戦いの4年前、帝国宇宙軍のブロム・タイタス提督がインペリアル・インターディクターの指揮を執っていた。タイタスはデル・ゼニス星系でテスト運用中のインターディクターを使い、反乱者のパトロール艇を捕まえた。その後、パトロール艇を探しにやって来た反乱軍フェニックス艦隊の旗艦<フェニックス・ホーム>もインターディクターに捕捉され、コマンダー・ジュン・サトーや若きジェダイ・パダワンのエズラ・ブリッジャーらがタイタス提督の捕虜になった。[4]
タイタス提督は帝国保安局のエージェント・アレクザンダー・カラスに連絡を取り、インターディクターの手柄を報告した。カラスはブリッジャーを厳重に監視するよう助言したが、タイタスはたかが少年1人におおげさだと考えて取り合わなかった。しかしカラスの懸念は的中し、ブリッジャーはライトセーバーを取り戻して拘束を解くことに成功した。さらに3名の反乱者(ジェダイのケイナン・ジャラス、元クローン・キャプテンのレックス、アストロメク・ドロイドのチョッパー)がインターディクターに潜入し、船内は混乱に陥った。ブリッジャーとチョッパーは重力井戸発生装置の制御室に潜入し、気づかれないように破壊工作を施した。レックスはストームトルーパーに捕えられてタイタスの前へ引き立てられたが、ジャラスに救出された。[4]
軽クルーザーとの衝突
反乱者たちが<フェニックス・ホーム>で逃げ出すと、タイタス提督は重力井戸発生装置の起動を命じたが、チョッパーの工作が原因で味方の帝国軍軽クルーザーも引き寄せてしまった。軽クルーザーはインペリアル・インターディクターと衝突し、双方をバラバラにする大爆発が起きた。<フェニックス・ホーム>は一時的に重力フィールドに捕えられたが、爆発時に解放されてハイパースペースへ飛び込んだ。タイタス提督は脱出ポッドで難を逃れ、エージェント・カラスの船に回収されることになった。[4]
登場作品[]
反乱者たち – 潜入工作 (初登場)- スター・ウォーズ 反乱者たち/影の中へ (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ (間接的に言及)
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
Admiral Brom Titus - 公式データバンク
Imperial Interdictor - 公式データバンク