インペリアル・ロイヤル・ガード(Imperial royal guard)は銀河帝国のクローン・コマンドー・ユニット。帝国時代初頭、彼らは先端科学部門の活動に関わり、惑星ウェイランドのタンティス山にある秘密研究施設を防衛していた。
概要[]
- 「接続を切って部屋を封鎖しろ!」
- ―インペリアル・クローン・コマンドー[出典]
インペリアル・ロイヤル・ガード[3] は帝国時代初頭に銀河帝国に仕えたクローン・コマンドーのユニットである。彼らは帝国のクローン計画の拠点である惑星ウェイランドのタンティス山に配備され、秘密研究施設の護衛を任されていた。[2] ロイヤル・ガードは先端科学部門に関連する任務でウェイランドを離れることもあり、主任科学者ドクター・ロイス・ヘムロックの護衛としてチームで行動することもあった。[4] また彼らはヘムロックを始めとする要人輸送用のロー級輸送シャトルや、クローン研究に用いられる科学船[5]、そして囚人護送用のゴザンティ級クルーザーに乗り込むこともあった。[6]
インペリアル・ロイヤル・ガードが身に着けた白いカターン級コマンドー・アーマーには、ヘルメットやチェスト・プレート、ポールドロン、脚部アーマーといった各所に灰色のマーキングが入っていた。[2] 中央部に円と横線が入った逆三角形がユニットのエンブレムであり、右肩のアーマーに描かれていた。[3] 彼らはDC-15Aブラスター・カービンやDC-17m互換武器システムで武装していた。[5]
歴史[]
秘密基地の護衛[]
帝国時代初頭、惑星ウェイランドのタンティス山にある秘密研究所はインペリアル・ロイヤル・ガードによって護衛されていた。帝国が惑星カミーノを攻撃した際、クローン技術に関する情報や設備、トルーパー、研究職員は事前にティポカ・シティから運び出された。カミーノから強制退去させられた職員のひとりであるカミーノアンの主任医療科学者ナラ・セは、インペリアル・ロイヤル・ガード2名の監視のもと、ロー級輸送シャトルでウェイランドへ運ばれた。秘密研究所のハンガーでは8名のロイヤル・ガードが2列に並んでシャトルの到着を待ち受け、さらに2名のガードを引き連れた[2] 施設管理者の[3] ドクター・スカルダーがナラ・セを迎え入れた。スカルダーはこれからナラ・セに帝国のプロジェクトに参加してもらうことになると告げ、ロイヤル・ガードたちとともにカミーノアンを施設内へ案内した。[2]
18 BBY頃、インペリアル・ロイヤル・ガードたちは引き続きタンティス基地の護衛にあたっていた。施設の地下でジロ・ビーストのクローンに関する研究が進められていた頃、ドクター・ロイス・ヘムロックはエメリー・カーや数名のロイヤル・ガードと共にロー級輸送シャトルで施設を訪れた。スカルダーと現地のロイヤル・ガードたちはシャトルを迎え入れた後、カーの指示で“積荷”の運搬に向かった。ジロ・ビーストのクローン“検体A”を運んでいた輸送船904が音信不通になったという報告が入った際、ヘムロックは回収チームの派遣を命じた。その際、標準的なクローン・コマンドーに混じって数名のロイヤル・ガードが研究輸送船に乗り込み、904号が墜落した惑星シラへ赴いた。太陽光発電所のエネルギーを取り込んで巨大化していた検体Aがイオン砲で再捕獲された後、ロイヤル・ガードは研究輸送船内でこのクリーチャーの鎮静化を見守った。[5]
制作の舞台裏[]
インペリアル・ロイヤル・ガードは2021年8月13日に Disney+ で配信された『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のシーズン1最終話『カミーノ滅亡』で初めて登場した。[2] インペリアル・ロイヤル・ガードという呼び名は公式サイト StarWars.com に掲載された本作のエピソード・ガイドで判明した。エピソード・ガイドにはクリス・マッデンが2020年6月20日付で制作したインペリアル・ロイヤル・ガードのコンセプト・アートが掲載されている。[3]
登場作品[]
- バッド・バッチ – カミーノ滅亡 (初登場)
- バッド・バッチ – メタモルフォーゼ
- バッド・バッチ – 転換点
- バッド・バッチ – プラン99
- バッド・バッチ – 囚人
- バッド・バッチ – タンティスの影
- バッド・バッチ – それぞれのやり方
- バッド・バッチ – 迷い
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 突破口
- バッド・バッチ – 援軍の到着