イータ2アクティス級軽インターセプター(Eta-2 Actis-class light interceptor)はジェダイ・インターセプター(Jedi interceptor)という別名で知られたクワット・システムズ・エンジニアリング社製のスターファイター。クローン戦争中、旧型のデルタ7イーサスプライト級軽インターセプターに代わるジェダイ・オーダーの戦闘機として活躍した。クローン戦争終結後、イータ2の技術は銀河帝国が使用したTIE/ln制宙スターファイターに受け継がれた。
特徴[]
クワット・システムズ・エンジニアリング社製のイータ2アクティス級軽インターセプターはツイン・イオン・エンジンを搭載した高機動スターファイターだった。[1] 全長5.47メートルで、中央部の球根のような形のコックピットにパイロット1名が乗り込み、左の翼にアストロメク・ドロイド1体の収容ソケットがあった。[2][4] 新世代の改良型ジェダイ・スターファイターとして登場したイータ2は、旧型のデルタ7イーサスプライト級軽インターセプターよりも小型化、高機動化が図られ、火力も高かった。[1][2]
イータ2はツイン・レーザー砲2基とツイン・イオン砲2基を搭載した。コックピットの前部には八角形のウインドシールドが備わっていた。Sフォイルと呼ばれる左右の可変翼は戦闘時に垂直方向に固定され、ここから余剰熱を排出した。短い船体とイオン・エンジンのおかげで、イータ2はドッグファイト中に極端な急ターンも余裕でこなした。ハイパードライブを搭載していなかったため、ハイパースペース航行時には外付けのドッキング・リングを使用した。[1]
歴史[]
クローン戦争中、ジェダイは将軍として分離主義者との戦いに参加することになり、彼らが使うスターファイターも必要に迫られて改良が図られた。大戦中、ジェダイは旧型のデルタ7やデルタ7Bから新型機イータ2アクティス級軽インターセプターに乗り換えた。[1]
イータ2アクティス級軽インターセプターのデザインは、銀河帝国が使用したサイナー・フリート・システムズ社製TIE/ln制宙スターファイターに引き継がれていた。両戦闘機には、センター・コックピットとその前部の八角形のウインドシールド、ツイン・イオン・エンジン、兵装テクノロジー、垂直翼など、多くの共通点があった。サイナー社は、競争相手であるクワット社から重要技術と技術陣を獲得し、彼らが開発した機体のデザインを拝借していたのである。[1]
知られている機体[]
- アソーカ・タノのイータ2アクティス級軽インターセプター
- アナキン・スカイウォーカーのイータ2アクティス級軽インターセプター
- オビ=ワン・ケノービの赤いイータ2アクティス級軽インターセプター
- オビ=ワン・ケノービの青いイータ2アクティス級軽インターセプター
- ダース・ヴェイダーの緑色のイータ2アクティス級軽インターセプター
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- クローン・ウォーズ – 爆破犯を追え
- クローン・ウォーズ – クローヴィスの台頭 (模型が登場)
- クローン・ウォーズ – 声
- クローン・ウォーズ – 運命
- クローン・ウォーズ – 犠牲
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (初登場)
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙
- Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー (残骸が登場)
- スター・ウォーズ:ナー・シャッダの決斗
- ポー・ダメロン アニュアル 2
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 (表記はイータ2・アクティス級ライト・インターセプター)
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- Eta-2 Jedi Starfighter - 公式データバンク