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「乗り手がみごとだというのは、騎獣が優秀だってことなの」
「賢い生き物だ。乗り手と乗り物は、信頼で結ばれていなければならない」
―ルーク・スカイウォーカーとアヤ=グロン[出典]

ウィンド=トラスター、“風を信じる者”(Wind-truster)は惑星ルエル固有の鳥類クリーチャーである。ルエランはこの4枚の翼を持つ壮麗なクリーチャーを飼いならし、狩猟や移動に使っていた。

生態と特徴[]

ウィンド=トラスターはそれぞれ10メートルの長さがある4枚の翼を持つ鳥類で、上から見るとX形の壮麗な外見をしていた。ウィンド=トラスターは滑空するように空を飛び、生涯のほとんどを風に乗って過ごした。彼らは飛びながら眠ることもでき、地上に降りるのは、つがいになってを産む短いあいだだけだった。ウィンド=トラスターは騎獣として飼いならすことができ、ルエランはこのクリーチャーを狩り釣りに役立てたり、惑星ルエルに散らばる居留地の移動に用いていた。[1]

歴史[]

新共和国時代、ルエランの少女アヤ=グロンはウィンド=トラスターのディク=ディクに乗っていた時に嵐に巻き込まれた。ディク=ディクは雷に打たれて命を落としたが、アヤはXウイング・スターファイターでルエルにやってきたジェダイルーク・スカイウォーカーによって救われた。その後ルークはカイラ=グロン=ヴァウ長老から“”と呼ばれる力の教えを受けるため試練に臨むことになり、アヤからウィンド=トラスターの扱い方を学んだ。[1]

アヤは死んでしまったディク=ディクの代わりに長老からティゴ=リーを借り、ルークはトン=グロンからコニ=コを借りて無風地帯へ向かった。ルークに与えられた試練は、無風地帯に集まる金色のカジキを捕まえることだった。ルークは長大なモリを持たされ、ウィンド=トラスターの扱いが困難な無風地帯で狩りをした。その結果、ルークは巨大なカジキにモリを突き刺すことに成功したが、すでに試練を通して“潮”を理解することができたため、持ち帰るのを諦めてカイラ長老のもとに手ぶらで戻った。[1]

制作の舞台裏[]

ウィンド=トラスターは2017年発売の『ルーク・スカイウォーカーの都市伝説』(ケン・リュウ著)で初めて登場したクリーチャーである。J・G・ジョーンズによる挿絵でその姿が描かれている。[1]

登場作品[]

脚注[]

他言語版
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