ウィーティーフ・シユ=ビー(Weeteef Cyu-Bee)はタルパイニの男性で、衛星ジェダでソウ・ゲレラ率いるパルチザンの反乱運動に参加していた戦士である。小柄なタルパイニであるウィーティーフは背の高いものに隠れるのが得意で、ジェダの聖都での潜入任務に最適だった。彼はスナイパーであると同時に爆発物の専門家でもあり、帝国軍パトロール部隊のAT-STウォーカーやTX-225強襲用戦車に対して用いる粘着爆弾を作成した。
経歴[]
小柄なタルパイニ種族の男性であるウィーティーフ・シユ=ビーは、初期反乱運動の時代に衛星ジェダでソウ・ゲレラ率いる過激分子パルチザンのメンバーとして活動した。彼はこの反乱グループにとって貴重な一員であり、スナイパーおよび爆発物の専門家として銀河帝国と戦った。[2] 1 BBY、ウィーティーフはジェダの聖都のタイソニ・スクエアで発生した帝国軍パトロール部隊との小競り合いに参加した。彼は帝国が輸送中のカイバー・クリスタルを強奪するため、仲間たちとともにTX-225 GAVw“オキュパイア”武闘強襲用戦車やストームトルーパーを襲撃した。[1] ウィーティーフは低い壁に隠れ、コムリンクで仲間たちと歩調を合わせながら敵を待ち伏せした。戦いの後、ウィーティーフはパルチザンの拠点であるカデラ地下墓地に戻った。パルチザンの元メンバーであるジン・アーソがゲレラのもとへ連れてこられたときも、彼は地下墓地に居合わた。[4]
人物[]
ウィーティーフ・シユ=ビーは小柄な男性タルパイニで、目は青く、ピンク色の肌に白い毛を生やしていた。彼は体が小さいため都市での潜入任務に向いており[2]、体格を抜きにしても、パルチザンのなかで最も破壊的な戦士のひとりだった。[1]
装備[]
ウィーティーフ・シユ=ビーはブラスター・ピストルを携帯し[2]、さらにDH-17とE-11のハイブリッドであるカスタム・ブラスター・ライフルを装備していた。また彼は爆発物の専門家であり、パルチザンの仲間たちが聖都で帝国軍に対して使うカスタム品の粘着爆弾を制作した。[1] 利口な爆弾製作者であるウィーティーフは、この爆弾を使って帝国の全地形対応偵察トランスポートやTX-225強襲用戦車を仕留めた。[2]
制作の舞台裏[]
ウィーティーフ・シユ=ビーは2016年12月16日公開のアンソロジー映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。映画のエンドロールではWeeteef Cyubeeと表記されている。演者はワーウィック・デイヴィス。デイヴィスはウィケット・ウィストリ・ウォリック役で出演した『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』以来、多くのスター・ウォーズ映画でイニシャルがWのキャラクターを演じている。またこのキャラクターの外見はピラニアからインスパイアされており、小さな尖った切歯を意味するスラング(wee teeth)が名前の由来になっている[3]。
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- スター・ウォーズ:エイリアン・アーカイブ
- Weeteef Cyu-Bee - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 Weeteef Cyu-Bee - 公式データバンク
- ↑ 3.0 3.1 3.2 'Star Wars': Meet the Creatures and Droids in 'Rogue One' - Entertainment Weekly
- ↑ 4.0 4.1 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー