シス・ウェイファインダー
ウェイファインダー（Wayfinder）はジェダイやシスが宇宙の辺縁を開拓する際の道標として利用した、古代のテクノロジーである。これらの装置は、生物学的な能力を使ってハイパースペースを移動することで知られる巨大生物パーギルの脳を研究して作り出された。ウェイファンダーはハイパースペースを安全に航行するための案内役として用いられ、航法コンピューターのテクノロジーがまだ未発達だった頃には、最初期のハイパースペース探索において重要な役割を果たした。[1]
ジェダイとシスはどちらも、ウェイファインダーにフォースを沁み込ませ、フォース感応者でなければこの装置を起動できないようにした。そうすることで、彼らはウェイファインダーに記録した情報の秘密と安全を守ろうとしたのである。またジェダイ・スター・コンパスもウェイファンダーと同様の機能を持っていた。[1]
歴史[]
最後のシスの暗黒卿である銀河皇帝シーヴ・パルパティーンとダース・ヴェイダーは、未知領域に属すシスの秘密の惑星エクセゴルへの道標となるシス・ウェイファインダーを1つずつ所有していた。ジェダイの聖典の1冊であるラマゴンには、このシス・ウェイファインダーに関する情報が記述されていた。[1] 35 ABY、ファースト・オーダーの最高指導者カイロ・レンは、惑星ムスタファーのコーヴァックス・フェンでウィンシットのアラズメクを虐殺し、このカルト組織によって保管されていたヴェイダーのウェイファインダーを手に入れた。彼はこの装置をTIE/wi改造型インターセプターに繋ぎ、エクセゴルの場所を突き止めた。[2]
それからしばらくして、ジェダイのレイはオーチの剣に刻まれていた紋様をヒントに、衛星ケフ・バーに墜落した第2デス・スターの残骸の中に皇帝のウェイファインダーが残されていることを突き止めた。彼女は皇帝の玉座の間の廃墟に設けられた宝物庫を訪れ、ダークサイドによって蝕まれた自分自身のフォース・ヴィジョンと対峙した。レイはなんとか皇帝のウェイファインダーを手に入れたものの、この装置はカイロ・レンによって破壊されてしまった。[2]