- 「ウォーバーズ、撤退だ! 今日のところはこのくらいで充分だろう」
- ―クレイガン・ゴール[出典]
ウォーバード・ギャング(Warbird gang)はクオレンのクレイガン・ゴール船長が新共和国時代に指揮した海賊グループ。ファースト・オーダーと密かに提携し、旧銀河帝国の武器や装備品を身に着け、改造型のスターファイターやスキッフを使って略奪を行った。冷戦の時代、ウォーバード・ギャングはファースト・オーダーの指示のもと海洋惑星キャスティロンの補給ステーション<コロッサス>に対して襲撃を繰り返した。
ファースト・オーダーは海賊に立ち向かうためには駐屯部隊が必要だと訴え、キャプテン・イマニュエル・ドーザ率いる<コロッサス>を傘下に引き入れようとした。ウォーバード・ギャングはこの目的のためにキャプテン・ドーザの娘トーラを誘拐した。しかしファースト・オーダーはトーラを引き取るとウォーバード・ギャングを裏切り、最初から海賊とグルだったことは隠し、自分たちがトーラの救世主であるかのように見せかけた。この事件の結果、<コロッサス>はファースト・オーダーによる事実上の占領下に置かれることになった。しかし<コロッサス>がファースト・オーダーに反旗を翻した際、ウォーバード・ギャングは共通の敵に立ち向かうためキャスティロンの戦いに参加した。最終的に、ウォーバードの海賊船<ガレオン>は<コロッサス>に収容され、ともにキャスティロンから脱出した。
ウォーバードはファースト・オーダーの追跡をしのぐため<コロッサス>と協力関係を結ぶことになり、ディカーでは<フルミナトリックス>の残骸からコアクシウムを回収する作業を手伝い、セルサー3ではジャクークス狩りに参加した。しかしファースト・オーダーのエージェントであるニーナヴァカサ・ナロールが<コロッサス>に入り込んだ際、ウォーバードが<コロッサス>のエネルギーを不正に横取りしているという疑いがかけられ、海賊とキャプテン・ドーザの関係がより険悪になった。結局、クレイガンはドーザに対して反乱を起こしたが、海賊の意図を見抜いていたドーザとニーク・ヴォゾ主任整備士によって鎮圧された。この事件の後、ドーザの側についたシナーラ・サンを除くウォーバードの海賊は全員<コロッサス>から追放された。
登場作品[]
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参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い (間接的に言及)
- スター・ウォーズ タイムライン