- 「ウォー=マントル計画の進捗はどうなっている?」
「予定通りです。最も優秀な新兵たちはここで訓練を受けます。新たな司令官のもとで」 - ―ウィルハフ・ターキンとエドモン・ランパート[出典]
ウォー=マントル計画(Project War-Mantle)[2]、通称ウォー=マントル[3] は銀河帝国が設立間もない頃から着手していた構想であり、銀河共和国が依存していたクローン・トルーパーに見切りをつけ、新生帝国地上軍に人間の徴兵制を導入するために開始されたプロジェクトである。このプロジェクトはエドモン・ランパート中将によって進められ、クローン軍団の続投に消極的なウィルハフ・ターキンからも支持されていた。ランパートは銀河系各地から集めた優秀な人間の兵士たちをエリート・スクワッド・トルーパーとして選抜し、クローン・トルーパーの中でも特異な才能を備えたCT-9904“クロスヘアー”に彼らの訓練を任せることにした。[2]
ウォー=マントルはターキン・イニシアチヴが扱っていた帝国の秘密プロジェクトのひとつであり、ステラー・スフィアやマーク・オメガ、パックス・オーロラ、クラスター=プリズム、ブラック=セーバー、スターダストといった他の極秘計画とともに、惑星スカリフの帝国安全管理施設にファイルが保管されていた。[3] 反乱同盟がターキン・イニシアチヴについて調査を行っていた頃、信号情報部のテンジゴ・ウィームズ兵卒がバルモーラ中継所から傍受したデータを解析し、ウォー=マントルをはじめとする帝国の情報ファイルのタイトルを特定することに成功した。この時点では不確かな情報ではあったが、同盟情報部のデイヴィッツ・ドレイヴン将軍はウィームズの調査結果をモン・モスマに報せた。[4]
制作の舞台裏[]
2016年、ウォー=マントルは映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や[3] そのノベライズで初めて言及された。[5] この時点ではジン・アーソがスカリフの安全管理施設で読み上げる帝国のプロジェクト名のひとつに過ぎなかったが[3]、2021年に Disney+ 配信のアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』でその実態が描かれた。[2]
登場作品[]
- バッド・バッチ – エリート分隊 (初登場)
- バッド・バッチ – ウォー・マントル
- ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 小説版 (初言及)
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ジュニアノベル版 (言及のみ)
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版 (言及のみ)