ウドライ（Udrai）は銀河帝国の宇宙軍に仕えた男性の中佐。銀河内戦の時代、スター・デストロイヤー＜デターミネーション＞に配属されていた。ヤヴィンの戦いでデス・スターが破壊された直後、ウドライは指揮下のTIE中隊パイロットたちに、もし悩み事があるなら名乗り出て助けを求めるよう言い渡した。中隊隊員のターヴィン・ラリーカ中尉は、アイデン・ヴェルシオ大尉が直近のできごとに頭を悩ませていると判断し、ウドライに報告した。しかしウドライが来るよりも先にストームトルーパーの分隊が現れ、ヴェルシオとラリーカを連行した。
経歴[]
銀河内戦の時代、ウドライは銀河帝国の宇宙軍で中佐の階級に就き、スター・デストロイヤー＜デターミネーション＞に配属されていた。[1] 0 BBYに発生した[2] ヤヴィンの戦いで帝国の超兵器デス・スターが破壊された直後、ウドライは指揮下の中隊に属すTIEファイター・パイロットたちに対し、もし悩み事があれば名乗り出て助けを求めるよう呼び掛けた。0 ABY、中隊の隊員であるターヴィン・ラリーカ中尉は、＜デターミネーション＞に配属されたばかりのアイデン・ヴェルシオ大尉と親しくなった。しかしラリーカはヴェルシオが何か悩みを抱えていることに気づき、ウドライの呼びかけを思い出した。[1]
ラリーカはヴェルシオの相談に乗り、その内容を録音した。ヴェルシオは帝国が惑星オルデランを破壊したのはやり過ぎだと批判し、パルチザンの考え方のほうが正しいと思っていると打ち明けた。ラリーカはヴェルシオが直近のできごとで心を悩ませ、混乱しているのだと判断し、ウドライに録音を送信した。ウドライからすぐに行くというメッセージが返ってきたが、ラリーカとヴェルシオの前に姿を現したのは中佐ではなくストームトルーパーの分隊だった。トルーパーたちは、ウドライと会う予定だというラリーカの主張を聞き入れず、2人を連行していった。その後、ヴェルシオは反逆罪で裁判にかけられることになったが、これはすべて彼女がパルチザンの残党“ドリーマーズ”に潜入するための下準備に過ぎなかった。[1]
人物[]
男性の帝国軍将校であるウドライは、デス・スターの破壊という帝国にとっての大惨事が起きた後、悩み事がある者がいれば自分に声をかけるよう部下に呼び掛けた。ターヴィン・ラリーカがアイデン・ヴェルシオの変心を知らせてきた際、ウドライはラリーカに、“君は正しいことをした”とメッセージを送った。[1]
制作の舞台裏[]
ウドライは2017年に発売された正史の小説『バトルフロント II：インフェルノ分隊』（クリスティー・ゴールデン著）で初めて言及されたキャラクターである。[1]
登場作品[]
- バトルフロント II：インフェルノ分隊 （初言及）