エイス・ブラザーのライトセーバー(Eighth Brother's lightsaber)はテラリアン・ジャンゴ・ジャンパーの尋問官エイス・ブラザーが使用したダブル=ブレード回転式ライトセーバーである。他の尋問官のライトセーバーと同様、刃をプロペラのように回転させて空を飛ぶことができた。
特徴[]
銀河帝国の他の尋問官が使用したライトセーバーと同様、エイス・ブラザーの武器も中心部の柄を巨大なリングが取り囲んだ形状になっていた。ジェダイ・ハンターの尋問官はライトセーバーの回転機能で敵を怯ませ、正面攻撃の防御のにも役立てていた。しかし、<ソヴリン>におけるケイナン・ジャラスと大尋問官の対決で明らかになった通り、この種のライトセーバーはリング部分への直接攻撃で破壊されやすいという弱点があった。
ダブル=ブレード回転式ライトセーバーの使用者は、2本のライトセーバーを頭上で回転させ、ヘリコプターのように空を飛ぶことができた。
他の尋問官のライトセーバーとは違い、エイス=ブラザーのライトセーバーはリング部分を変形させて回転ノコギリのような形にすることができた。ブレードを消し、ノコギリ状態で回転させることで、ライトセーバーとは別種の近接戦闘武器として使うことが可能だった。
歴史[]
テラリアン・ジャンゴ・ジャンパーのエイス・ブラザーは、他の尋問官と同様ダブル=ブレードの回転式ライトセーバーを所有していた。ヤヴィンの戦いの3年前、エイス・ブラザーは元シス卿のモールを捜索する任務を与えられ、古代シスの惑星マラコアを訪れた。彼はモールを見つけるよりも先に反乱者のジェダイであるケイナン・ジャラス、エズラ・ブリッジャー、アソーカ・タノらと遭遇した。セヴンス・シスターとフィフス・ブラザーがモールの手にかかって命を落とした後、エイス・ブラザーはライトセーバーの回転機能を使って逃亡を図った。しかし彼の武器はジャラスとの戦いで破損しており、シス寺院の上層階から飛び降りた直後にバラバラになってしまった。エイス・ブラザーは寺院の底へ落下して命を落とした。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産 (カバーイラスト)
- 反乱者たち – シスの秘密 (初登場)