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「ブラスターでは生ぬるい。痛めつけろ」
―エクセキューショナーに対し、キャプテンファズマ[出典]

エクセキューショナー・トルーパー(Executioner trooper)、別名ファースト・オーダー・ストームトルーパー・エクセキューショナー(First Order Stormtrooper Executioner)、あるいはファースト・オーダー・ジュディシアル・ストームトルーパー(First Order Judicial Stormtrooper)はファースト・オーダーに仕えるストームトルーパーの一種である。エクセキューショナーは標準的なトルーパーから選抜され、反逆罪で有罪判決を受けたファースト・オーダーの兵士を極刑に処す役割を与えられていた。彼らは処刑執行の任務を示す特別なマークが入った装甲服を着用し、BL-155レーザー・アックスを装備していた。

歴史[]

Stormtroopers on the Supremacy

<スプレマシー>で処刑に臨むエクセキューショナー・トルーパー

反逆罪に対して厳格なファースト・オーダーは、定期的に公開処刑を行うことで裏切り者には容赦しないことを示していた。処刑の執行はエクセキューショナー・トルーパーに任せられていたが、処刑を専門とする特殊歩兵ユニットが存在するわけでなく、通常のストームトルーパーの中からその日の執行役が選抜された。そのためエクセキューショナーが誰に割り当てられるかは事前に分からず、ストームトルーパー兵団のメンバーはその日の任務次第で極刑の執行者となった。ためらわずに死刑を執行できるかどうかが、ストームトルーパー訓練の効果性を証明するテストになっていたのである。またエクセキューショナーの中身を知るのは命令を下した指揮官だけで、他のトルーパーには身元が特定されないようになっていた。[2]

ファースト・オーダーから脱走する以前、FN-2187こと“フィン”もエクセキューショナーを割り当てられたことがあり、その間は処刑が発生せずに任期が終わることを願い続けた。[3]

34 ABY、ファースト・オーダーがレジスタンス艦隊に対して攻撃を行っていた時、フィンはローズ・ティコとともにメガ級スター・ドレッドノートスプレマシー>に侵入して捕まり、アーミテイジ・ハックス将軍から死刑を言い渡された。フィンのかつての上官であるキャプテンファズマブラスターを使った処刑では生ぬるいと判断し、BL-155レーザー・アックスを装備したエクセキューショナー・トルーパーに彼らの首を切らせることにした。しかしファズマが<スプレマシー>のハンガー・デッキで公開処刑の開始を命じようとしたその時、レジスタンスのアミリン・ホルド中将が操縦するMC85スター・クルーザーラダス>がスター・ドレッドノート光速で特攻を仕掛けた。2名のエクセキューショナーを始め、デッキに集まっていた大勢のトルーパーがこの攻撃の犠牲となり、フィンとローズは辛くも処刑を免れた。[4]

装備[]

エクセキューショナー・トルーパーの専用のストームトルーパー・アーマーには、処刑執行人の任務を示すカーボン仕上げの黒いマーキングが施されていた。彼らのアーマーは両肩とヘルメットの右側が黒く塗装されており、肩にはファースト・オーダーの紋章が入っていた。また、エクセキューショナーのヘルメットには多周波標的捕捉システム(MFTAS)付きの偏光レンズが付属していた。標準的なアーマーの場合、着用者の識別番号分隊メンバーのヘルメット・ディスプレーに送信されるが、エクセキューショナーのアーマーは処刑執行人の素性を指揮官以外には秘密にするため、その情報を送信しない仕組みになっていた。[2]

エクセキューショナー・トルーパーは極刑執行の際にBL-155レーザー・アックスを使用した。この武器は棒の先端部に折りたたみ式のエミッター・クローが付属しており、展開するとパワー循環式の青い単分子エネルギー・リボンが発動した。[2]

制作の舞台裏[]

FirstOrderExecutioner - D23

D23 Expoイベントで公開された映像に映った、映画制作現場におけるエクセキューショナー

エクセキューショナー・トルーパーは2017年12月公開の映画『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』のために制作された。2017年7月、D23 Expoイベントで上映された『最後のジェダイ』の 制作の舞台裏動画 で初めてこの新トルーパーのビジュアルが公開された。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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