- 「これはエズラを見つけることだけが目的じゃない。新たな戦争を防ぐためなの」
- ―アソーカ・タノ[出典]
エズラの捜索(Search for Ezra)、あるいはエズラ・ブリッジャー捜索の旅(Quest to find Ezra Bridger)は元ジェダイのアソーカ・タノとそのパダワンであるサビーヌ・レンがエンドアの戦い以降に開始した、友人エズラ・ブリッジャーを探し出すことを目的とした一連の任務。ジェダイで反乱者のエズラ・ブリッジャーは1 BBYに惑星ロザルで発生した戦いのさなかに、銀河帝国のスローン大提督とともに宇宙航行生物パーギルによって連れ去られ、そのまま行方不明となっていた。そのためアソーカらによるエズラ捜索と並行して、帝国軍残存勢力によるスローン大提督の捜索(Search for Grand Admiral Thrawn)も行われ、アソーカらにとってはエズラを無事に見つけ出すことが理想ではあったが、同じ場所にいると思われるスローンの発見は阻止しなければならないジレンマを抱えていた。新共和国時代、シャドウ・カウンシルの一員であるギラッド・ペレオン艦長はスローンの帰還が実現すれば帝国軍も再興するだろうと信じていた。一方の新共和国では、スローンの脅威は非現実的だとみなす一部の政治家と、新たな戦争を阻止するため対策を求める一部の軍人の間で意見が割れていた。
帝国がサビーヌの故郷であるマンダロアで大粛清を行った後、アソーカとサビーヌの師弟関係にいったん終止符が打たれ、2人は別々に行動するようになった。一方、スローンの支持者であるナイトシスターのモーガン・エルズベス監督官は、グレート・マザーたちから時空を超えた呼びかけをを受け取り、スローンが異銀河の惑星ペリディアにいることを知った。エルズベスはスローンを銀河系に連れ戻すため、巨大ハイパースペース輸送リング<シオンの目>の建造に着手し、また元ジェダイの傭兵ベイラン・スコールとその弟子シン・ハティ、そして元尋問官のマロックらを味方につけた。9 ABY、アソーカはエルズベスの企てを知り、賞金稼ぎディン・ジャリンの助けを借りて惑星コルウスの街カロダンで監督官を捕まえた。アソーカはエルズベスを尋問し、別銀河へ旅するのに必要なナイトシスターの星図が惑星アルカナの古代寺院に保管されていることを聞き出した。その後、エルズベスはベイランとシンによってディフェンダー級クルーザーから救出され、自由の身になった。エルズベスの勢力は、アソーカが先に回収した星図を奪回し、デナブ星系の惑星シートスで<シオンの目>建造の最終段階と、ハイパースペース・ジャンプの座標計算に取り掛かった。
一方、シンとの対決に敗れたサビーヌは再びアソーカの弟子になり、ジェダイの修行を再開して捜索の旅に加わった。彼女たちはシートスにたどり着いたものの、アソーカはベイランとの対決に敗れ、サビーヌは星図を破壊するチャンスを掴んだにも関わらず、エズラ捜索の手がかりが失われることを恐れて実行に移せなかった。結局、サビーヌは捕虜としてベイランたちに同行することになった。<シオンの目>が銀河系外へのジャンプに成功し、エルズベスたちがペリディアでスローンと合流した後、アソーカとヒュイヤン教授もパーギルとともにハイパースペースへジャンプし、遅れてペリディアに到着した。サビーヌとアソーカは現地で生き延びていたエズラとの再会を果たしたが、スローンの出発を止めることはできなかった。最終的にスローンとグレート・マザー、エズラらを乗せたインペリアル級スター・デストロイヤー<キメラ>が<シオンの目>とともに銀河系へジャンプし、アソーカとサビーヌ、ヒュイヤン、そしてベイランとシンはペリディアに取り残された。
登場作品[]
反乱者たち – 家族の再会 - そして別れ (初登場)
マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ
アソーカ – パート1:師と弟子
アソーカ – パート2:苦労と苦悩
アソーカ – パート3:飛び立つ時
アソーカ – パート4:堕ちたジェダイ
アソーカ – パート5:影武者
アソーカ – パート6:はるかかなたで
アソーカ – パート7:再会と別れ
アソーカ – パート8:ジェダイと魔女と大提督
参考資料[]
- スター・ウォーズ:銀河系の女性たち
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
アソーカ・タノとフォース感応者たち – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ タイムライン
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- ↑ ラスト・ショット
- ↑
マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- ↑
マンダロリアン – チャプター11:後継者
- ↑ 5.00 5.01 5.02 5.03 5.04 5.05 5.06 5.07 5.08 5.09 5.10 5.11 5.12 5.13 5.14 5.15 5.16 5.17 5.18
アソーカ – パート1:師と弟子
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 公式アナウンスによればTVシリーズ『アソーカ』は『マンダロリアン』と同時系列の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『マンダロリアン』の年代は9 ABYであるため、『アソーカ』で描かれたできごとの年代も9 ABY頃であると判断できる。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 8.7
アソーカ – パート8:ジェダイと魔女と大提督
- ↑ 9.0 9.1
アソーカ・タノとフォース感応者たち – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- ↑ THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 11.5 11.6 11.7 11.8
アソーカ – パート6:はるかかなたで
- ↑ 12.00 12.01 12.02 12.03 12.04 12.05 12.06 12.07 12.08 12.09 12.10 12.11 12.12 12.13 12.14
アソーカ – パート2:苦労と苦悩
- ↑ 13.00 13.01 13.02 13.03 13.04 13.05 13.06 13.07 13.08 13.09 13.10 13.11 13.12 13.13 13.14
アソーカ – パート4:堕ちたジェダイ
- ↑ 14.0 14.1 14.2 14.3 14.4 14.5 14.6 14.7
アソーカ – パート3:飛び立つ時
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 15.5
アソーカ – パート7:再会と別れ
- ↑ 16.00 16.01 16.02 16.03 16.04 16.05 16.06 16.07 16.08 16.09
マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ
- ↑ 17.0 17.1 17.2 17.3 17.4
反乱者たち – 家族の再会 - そして別れ