- 「戦争は終わりました。平和が皆さんに幸運と繁栄をもたらすでしょう」
- ―ランパート中将[出典]
エドモン・ランパート(Edmon Rampart)は人間の男性で、銀河帝国の将校、囚人。帝国が設立されて間もない頃、ランパートは帝国宇宙軍中将の階級に就き、帝国の市民を管理するためのチェーン・コード事業や、帝国軍に徴兵制を導入するためのウォー=マントル計画を監督した。ランパートは自ら銀河系市民に向けてチェーン・コードの宣伝メッセージを発信し、コードを登録すれば今や使えなくなった通貨を帝国クレジットに換金できると呼びかけ、クローン戦争が終わって平和が訪れたことで、すべての人にチャンスと繁栄がもたらされたと謳っていた。また彼は自ら惑星カミーノのティポカ・シティへ足を運び、クローン・トルーパーに代わる新兵の試験的ユニットであるエリート・スクワッド・トルーパーの活動を監督した。エリート分隊は元バッド・バッチ隊員であるクローン・コマンダー・クロスヘアーの指揮下で成功を収め、ウィルハフ・ターキン総督もランパートのプロジェクトの成果を認めた。
帝国時代初頭、ランパートは惑星ライロスの非武装化を推し進め、トワイレックの自由の戦士チャム・シンドゥーラを罠にかけて拘束したが、のちにチャムはバッド・バッチによって解放された。また彼はカミーノ攻撃を指揮し、用済みとなったクローン生産拠点をヴェネター級スター・デストロイヤーの砲撃で破壊した。しかし帝国防衛徴兵法案の議論が白熱する中、ランパートは帝国元老院でパントラのライヨ・チューチー元老院議員にカミーノ攻撃の真相を告発され、失脚した。ランパートのプロジェクトはストームトルーパー兵団の創設という形で実を結んだが、当のランパート本人は逮捕され、エレバスの刑務所に収監された。しかししばらくして、ランパートはバッド・バッチによって労働キャンプから救出された。彼らはオメガを先端科学部門から救出するためタンティス基地の場所を探しており、ランパートはその手伝いをさせられた。惑星ウェイランドのタンティス基地で戦闘が発生した際、ランパートはネクロマンサー計画の極秘情報を手に入れてドクター・ナラ・セを殺したが、セが死ぬ前に起動していたサーマル・デトネーターの爆発に巻き込まれ、自身も命を落とした。
制作の舞台裏[]
ランパート中将は2021年に開始したアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のために制作されたキャラクターである。[2] その存在は、同年5月4日にハズブロ社の「スター・ウォーズ:ブラック・シリーズ」の新製品フィギュアが発表された際に判明した。[4] それから3日後の5月7日、ランパートは『バッド・バッチ』第2話『脱出』で初登場を果たした。声優はノシル・ダラル。[2]
登場作品[]
- バッド・バッチ – 脱出 (初登場) (ホログラムでの登場)
- バッド・バッチ – エリート分隊
- バッド・バッチ – 追いつめられて (ホログラムでの登場)
- バッド・バッチ – 再会
- バッド・バッチ – 悪魔の契約
- バッド・バッチ – ライロスからのSOS
- バッド・バッチ – ウォー・マントル
- バッド・バッチ – カミーノへの帰還
- バッド・バッチ – カミーノ滅亡
- バッド・バッチ – 戦争の爪痕
- バッド・バッチ – 孤独なクローン
- バッド・バッチ – クローン謀議
- バッド・バッチ – 真実と結末
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 突破口
- バッド・バッチ – 敵陣へ
- バッド・バッチ – 援軍の到着
参考資料[]
- "Replacements" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- Star Wars: The Black Series (Vice Admiral Rampart)
- Elite Squad - 公式データバンク
- Vice Admiral Rampart - 公式データバンク