Wookieepedia

「これだけは保証する。我々と取り引きしなければお前たちの未来は暗い」
―エルリック・ヴォンレグ[出典]

エルリック・ヴォンレグ(Elrik Vonreg)は人間男性で、ファースト・オーダーTIEファイター・パイロット。階級は少佐ファースト・オーダー宇宙軍のエリート・エースとして知られ、男爵の称号を有した。ヴォンレグはTIE/baバロン制宙迎撃機の設計改良に携わり、自らこの赤い戦闘機に乗り込んだ。冷戦終盤の34 ABY、ヴォンレグ少佐はカズーダ・ジオノ率いる新共和国T-85 Xウイング部隊追跡し、ファースト・オーダーの重要情報がレジスタンスの手に渡るのを阻止しようとした。しかしヴォンレグはジオノとポー・ダメロン中佐の連係プレーに敗れ、任務放棄を余儀なくされた。

冷戦のさなか、ヴォンレグは惑星キャスティロン補給ステーションコロッサス>をファースト・オーダーの管理下に置くため、しばしばこの施設を訪れてキャプテンイマニュエル・ドーザと交渉を行った。またヴォンレグとコマンダーパイアは密かにクレイガン・ゴール率いる海賊ウォーバード・ギャングを雇い、<コロッサス>を襲撃させることで、ファースト・オーダーの支援が必要であることをドーザに思い知らせようとした。爆破解体予定のステーション・シータ・ブラックで侵入者警報が発せられた際、ヴォンレグはキャプテン・ファズマの命令でスターキラー基地から出動した。ヴォンレグは基地を調査していたダメロンやジオノと交戦したが、ステーション爆破の巻き添えになるのを避けるため、やむを得ず戦闘を中断した。

34 ABY、パイアに雇われた海賊たちがキャプテン・ドーザの娘トーラ誘拐した後、ヴォンレグは海賊を裏切ってトーラを“救出”し、キャプテンのもとへ返した。この茶番は功を奏し、<コロッサス>はついにファースト・オーダーによる占領下に置かれることになった。のちにヴォンレグはスパイダー・プローブ・ドロイドの侵入者警報に応じ、TIE中隊を指揮してダサール星系駆け付けた。彼はここでもダメロンやジオノと戦ったが、敵は亜惑星ナジュラ=ヴァ重力井戸を利用して逃げおおせた。ホズニアン事変の直後、<コロッサス>で住民の反乱が発生した際、ヴォンレグは駐屯部隊の一員として空中戦に参加した。しかし彼はジャレク・イェーガーレーサーを攻撃しようとした際にジオノの<ファイアボール>に不意を突かれ、撃墜されて戦した。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]