- 「これだけは保証する。我々と取り引きしなければお前たちの未来は暗い」
- ―エルリック・ヴォンレグ[出典]
エルリック・ヴォンレグ(Elrik Vonreg)は人間の男性で、ファースト・オーダーのTIEファイター・パイロット。階級は少佐。ファースト・オーダー宇宙軍のエリート・エースとして知られ、男爵の称号を有した。ヴォンレグはTIE/baバロン制宙迎撃機の設計改良に携わり、自らこの赤い戦闘機に乗り込んだ。冷戦終盤の34 ABY、ヴォンレグ少佐はカズーダ・ジオノ率いる新共和国のT-85 Xウイング部隊を追跡し、ファースト・オーダーの重要情報がレジスタンスの手に渡るのを阻止しようとした。しかしヴォンレグはジオノとポー・ダメロン中佐の連係プレーに敗れ、任務放棄を余儀なくされた。
冷戦のさなか、ヴォンレグは惑星キャスティロンの補給ステーション<コロッサス>をファースト・オーダーの管理下に置くため、しばしばこの施設を訪れてキャプテン・イマニュエル・ドーザと交渉を行った。またヴォンレグとコマンダー・パイアは密かにクレイガン・ゴール率いる海賊団ウォーバード・ギャングを雇い、<コロッサス>を襲撃させることで、ファースト・オーダーの支援が必要であることをドーザに思い知らせようとした。爆破解体予定のステーション・シータ・ブラックで侵入者警報が発せられた際、ヴォンレグはキャプテン・ファズマの命令でスターキラー基地から出動した。ヴォンレグは基地を調査していたダメロンやジオノと交戦したが、ステーション爆破の巻き添えになるのを避けるため、やむを得ず戦闘を中断した。
34 ABY、パイアに雇われた海賊たちがキャプテン・ドーザの娘トーラを誘拐した後、ヴォンレグは海賊を裏切ってトーラを“救出”し、キャプテンのもとへ返した。この茶番は功を奏し、<コロッサス>はついにファースト・オーダーによる占領下に置かれることになった。のちにヴォンレグはスパイダー・プローブ・ドロイドの侵入者警報に応じ、TIE中隊を指揮してダサール星系に駆け付けた。彼はここでもダメロンやジオノと戦ったが、敵は亜惑星ナジュラ=ヴァの重力井戸を利用して逃げおおせた。ホズニアン事変の直後、<コロッサス>で住民の反乱が発生した際、ヴォンレグは駐屯部隊の一員として空中戦に参加した。しかし彼はジャレク・イェーガーのレーサーを攻撃しようとした際にジオノの<ファイアボール>に不意を突かれ、撃墜されて戦死した。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:スターファイター・ミッション
レジスタンス – スカウト (初登場)
レジスタンス – トリプル・ダーク
レジスタンス – ドーザ・タワー
レジスタンス – ステーション シータ・ブラック
オール・エース・バトル・ロイヤル—アドベンチャーズ(2017) 16 (言及のみ)
レジスタンス – ドーザのジレンマ
レジスタンス – 太陽が消えた星系
レジスタンス – 脱出 パート1 (戦闘機のみ)
レジスタンス – 脱出 パート2
レジスタンス – レジスタンス再建 (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
タイ・ファイター – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
ファースト・オーダー – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
- スター・ウォーズ タイムライン
Major Vonreg - 公式データバンク
Major Vonreg's TIE interceptor - 公式データバンク