エレクトロ=プロトン爆弾(Electro-proton bomb)は銀河共和国がクローン戦争中に開発した電磁パルス爆弾である。投下ポイントから巨大なパルスを発生させるが、生き物には全く無害で、ドロイドや機械類だけを停止させる働きを持っていた。21 BBY、エレクトロ=プロトン爆弾は惑星マラステアで初めて実戦使用された。
特徴[]
- 「おたくらの爆弾がこの星の微妙なバランスを崩してなきゃいいけどな」
- ―ナカ・ウラス[出典]
銀河共和国がクローン戦争中に開発したエレクトロ=プロトン爆弾はEMPグレネードの巨大化版ともいえる効果を持ち、生き物には無害でドロイドだけを停止させることができた。この爆弾はBTL-B Yウイング・スターファイター/ボマーなどの爆撃機によって戦場へ運搬され、投下されると巨大な電磁パルスの衝撃波を同心円状に発生させ、エネルギーのブラストに触れた機械類をショートもしくは破壊した。
歴史[]
エレクトロ=プロトン爆弾が完成して間もない21 BBY、銀河元老院の最高議長シーヴ・パルパティーンは独立星系連合によって征服されかけていた惑星マラステアで新型兵器を使用する許可を出した。生命体への影響が懸念されたものの、共和国の科学者であるドクター・シオンヴァー・ボルはエレクトロ=プロトン爆弾がクローン・トルーパーや原住民のダグに無害であることを保証した。ジェダイ将軍メイス・ウィンドゥとアナキン・スカイウォーカー、ダグ評議会のドージ・ナカ・ウラスがインペリアル・パレスから見守る中、新型爆弾はクローン・トルーパー・パイロットのゴジによって敵軍の中心部へ投下された。ドクター・ボルの保証どおり爆弾は味方を傷つけることなくバトル・ドロイドだけを機能停止させたが、衝撃波の影響でマラステアの大地に巨大な縦穴が空き、絶滅したと思われていたジロ・ビーストの最後の生き残りが目を覚ます結果になった。
制作の舞台裏[]
エレクトロ=プロトン爆弾の表面にはオーラベッシュのアルファベットで「イオン・デトネーターに注意」(CAUTION ION DETONATOR)や、「お前にやるよ、ドゥークー」(THIS IS FOR YOU DOOKU)などの文章が書き込まれている。