エンジニア・ドロイド(Engineer droid)はエンジニアとして使用されるドロイドの一種。複数の手足を備え、ホバートレインを操縦することができた。
特徴[]
エンジニア・ドロイドはエンジニアとして使用されるドロイドの一種である。このドロイドのボディは灰色で[1]、元老院ホバーカム・ドロイド[2] に酷似した頭部とボキャブレーターによく似た装置を搭載し、列車の操縦や4足歩行が可能な手足を装備していた。[1]
歴史[]
5 ABY頃[3]、惑星タトゥイーンで[1] AL-42という名の[4] エンジニア・ドロイドが犯罪組織パイク・シンジケートに仕え、スパイスの輸送に使用される[1] タトゥイーン・リパルサー・トレイン[5] を操縦していた。しかし列車は元賞金稼ぎボバ・フェットと、彼の仲間であるタスケン・レイダーの部族に襲撃され、AL-42は操縦席からの脱出を余儀なくされる。[1]
新共和国時代、エンジニア・ドロイドはアウター・リムの惑星プラジール15でも使用されていた。マンダロリアンのディン・ジャリンとレディ・ボ=カターン・クライズがプラジール15のドーム都市にあるドロイドの酒場“ザ・レジスター”を訪れた時、1体のエンジニア・ドロイドが店内に居合わせた。エンジニア・ドロイドは[6] Kシリーズのアストロメク・ドロイド[7] や2体の[6] RXシリーズ・パイロット・ドロイド[8] と同じテーブル席につき、チューブ付きのボトルから潤滑剤のネペンセを補給し、サバックを楽しんでいたが、2人のマンダロリアンが入り口に現れた際には店内のドロイドたちと共に場違いな来訪者に視線を送った。その後、酒場のバーテンダー・ドロイドが生命体への奉仕の精神を語ると、ドロイドの客たちは一斉にマンダロリアンへ賛同の意を示したが、エンジニア・ドロイドは特に目立った反応を起こさなかった。[6]
制作の舞台裏[]
エンジニア・ドロイドは2022年1月5日に動画サービス Disney+ で配信された実写TVシリーズ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の『チャプター2:タトゥイーンの部族』で初登場を果たした。[1] 名称は本作の音声解説版で判明した。[9]
2020年1月5日に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』シーズン2の第14話、『反乱』にてバトル・ドロイドのB1がエンジニアリング・ドロイドについて言及しているが[10]、エンジニア・ドロイドとの関係性は不明である。
登場作品[]
- ボバ・フェット – チャプター2:タトゥイーンの部族 (初登場) (回想シーン)
- マンダロリアン – チャプター22:傭兵
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 ボバ・フェット – チャプター2:タトゥイーンの部族
- ↑ スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ The Mandalorian Experience: 74 Photos From The Star Wars Celebration Exhibit
- ↑ Tatooine repulsor train - 公式データバンク
- ↑ 6.0 6.1 6.2 マンダロリアン – チャプター22:傭兵
- ↑ How a Star Wars Fan Created a New Droid for Disney+'s Obi-Wan Kenobi - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ スター・ウォーズ 反乱者たち:ヘッド・トゥ・ヘッド
- ↑ ボバ・フェット – チャプター2:タトゥイーンの部族 (Disney+ 音声解説)
- ↑ レジスタンス – 反乱