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「最後の果て、最後の入り口、最後の星に達し、それ以上高く届かないところまで突き進め」
―エンフィス・ネストのヘルメットに書かれた詩[出典]

エンフィス・ネスト(Enfys Nest)は人間女性で、帝国時代クラウド=ライダーズを率いた盗賊、反乱者である。[1] ネストのギャング団には元泥棒賞金稼ぎ、そして犯罪組織に虐げられた過去を持つ者たちが参加しており、高速のスウープ・バイクを駆って空から略奪行為を働いた。他の団員と同じく、ネストもバトル・ヘルメットアーマーで正体を隠して活動したため、敵対勢力はネストの身元はおろか種族、年齢、性別すら把握していなかった。ネストはブラスターよりも近接武器を好んで使用し、手首につけたシールド・ガントレットで身を守りながらエレクトロリッパー・スタッフで敵に接近戦を挑んだ。ネスト率いるクラウド=ライダーズはさまざまな惑星で貨物輸送船の略奪を行ったが、標的は完全に無作為というわけではなく、クリムゾン・ドーンと呼ばれる犯罪シンジケートに対して特別な敵意を抱いていた。[2]

10 BBY、ネストとクラウド=ライダーズは惑星ヴァンドアでクリムゾン・ドーンによるコアクシウム強奪作戦を妨害した。ネストは走行中のコンヴェイエクスの上でトバイアス・ベケットと銃撃戦を繰り広げ、コアクシウムを積んだ車両を横取りしようとした。しかし車両は雪山に衝突して爆発し、クラウド=ライダーズもベケットのクルーもコアクシウムを手に入れることはできなかった。その後、ベケットのクルーが惑星ケッセルで未精製コアクシウムを入手すると、ネストとクラウド=ライダーズは惑星サヴァリーンビス精製所で彼らを待ち伏せした。しかしネストは余計な争いを避けるためヘルメットを脱いでベケットたちに素顔を見せ、クリムゾン・シンジケートがサヴァリーンの住民に行った冷酷な仕打ちを語って聞かせた。ハン・ソロはコアクシウムを犯罪組織ではなく反乱運動に提供して欲しいというネストの願いを聞き入れ、シンジケートの首領ドライデン・ヴォスとベケットを出し抜く作戦を立てた。ネストはハンのおかげでシンジケートの保安部隊に勝利し、無事に貴重なハイパー燃料を手に入れることができた。[1]

制作の舞台裏

エンフィス・ネストは2018年公開の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。女優はエリン・ケリーマン。キャラクターの名称は2018年4月2日に発売されたToppsのトレーディング・カードで初めて判明した。

登場エピソード

参考資料

脚注

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