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類似した名称の記事はエンプレス・テタ(曖昧さ回避)を参照

エンプレス・テタ[1](Empress Teta)は、もともとコロス・メジャー[2](Koros Major)やコロス、あるいはシナガーの名で知られた、ディープ・コアエキュメノポリス惑星である。この星は、5,000 BBY統一戦争の後、コロス星系を統治したエンプレス(女帝)、テタにちなんで名づけられていた。

この惑星はテタ宙域首都であり、コロス・トランク・ラインカーボナイト・ランというふたつのハイパーレーン上にあり、ダラゴン・トレイルにも近かった。エンプレス・テタはディープ・コアの銀河文明にとっての重要拠点であり、領域内では流行や快適さの上でコルサントにも匹敵するほどの、高度に都市化された惑星のひとつだった。

特徴

エンプレス・テタは、銀河系ディープ・コア外延部に位置した都市惑星であり、コルサントから見て宙図の南にあった。その大陸の半分以上は首都シナガーによって覆われており、豊かなカーボナイト資源がエンプレス・テタの経済の支えになっていた。この惑星は、ディープ・コアの銀河文明の中心地だった。快適さにおいてわずかにコルサントに劣るものの、エンプレス・テタは豊かでファッショナブルな惑星だった。この星の絢爛な建築は評価が高く、それらのほとんどはハイパースペース大戦後の再建の中で建てられたものだった。

都会の発展が及んでいない一部の地域には森や平原があり、野生生物が残っていた。しかし、こうした地域の多くは、エンプレス・テタの富の源であるカーボナイトの採鉱のために利用されていた。エンプレス・テタ星系の他の6つの惑星でも価値ある資源が発見されたことにより、採鉱ギルドは外界での更なるビジネス展開を可能にすることが出来た。この結果、エンプレス・テタに残っていた未開発地域は星系内の他の惑星で行われた環境破壊を免れることになる。

惑星のスカイレーンと軌道の交通は、シナガー宇宙交通管制塔によってコントロールされていた。シナガーのコントロールは惑星を離れる宇宙船を軌道へと導き、戻っていた船の修理を手配した。また、手配中の宇宙船が現れた場合、コロス・スペースワークスインターセプターの防衛軍とともにその出航を阻止した。

この惑星はもともと“コロス”あるいは“コロス・メジャー”として知られ、エンプレステタの星系統一後、名前を変えられた。惑星を覆う都市があまりにも大きかったために、惑星そのものが“シナガー”と呼ばれる場合があり、公式の文書においてもシナガーとされるなど、しばしば混乱の種となっていた。

歴史

移住と統合

コロス星系の星々は、27,000 BBY以前に第一世代の宇宙船に乗ってコルサントからやって来た探検家によって発見された。これらの移住者たちは、星系の7つの惑星全てにカーボナイトの豊富な資源があることを発見する。そしてコロシアンは、宇宙旅行者をカーボナイトで凍結し、仮死状態で宇宙船に乗せることで、恒星間の長旅を可能にする技術を発見する。この技術の発明により、何世代もかけた宇宙移動は行われなくなり、スリーパー・シップを使ったコルサントから銀河系各地の植民惑星への移動が始まった。また、冬眠病に対抗する手段として、スパイスを使う方法が有効であることもコロシアンが最初に発見した。これにより、仮死状態の旅行者の安全性はよりました。コロス星系にはアンドリス・スパイスが豊富であり、これはカーボナイト資源と共に、ハイパードライブ発明以前の時代の惑星の力を支えていた。コロス・メジャーは急成長を遂げ、新しく誕生した採鉱ギルドはこの星を拠点に選んだ。ハイパードライブの発明により、銀河共和国誕生の直前にあたる25,053 BBYハイパースペーススカウトはコルサントから始まるコロス・トランク・ライン、あるいは“カーボナイト・パイプライン”として知られるハイパーレーンを開拓した。共和国設立とその成長により、何兆トンものカーボナイトがコルサントへと運ばれ、探索者たちはディープ・コアの未踏の領域を探索する拠点とするためコロスにやって来た。ディープ・コアへと至る唯一の主要ルートへの拠点として、コロスは領域内の主な停泊所となり、ディープ・コアのフロンティアの最大居住惑星となり、ほぼ一日も休むことなく急激な成長を続けていった。ナビゲーター組合はコロスに本拠地を設立し、ディープ・コアの密集した星々を通過するルートを探索し始めた。台頭したコロスは、ライバルであるコア・ワールドの惑星カイキエリウスを凌ぐようになった。

コロスの鉱山は名目上コルサントの管理下に置かれていたが、不法な所有権主張者たちが惑星の資源を利用しようとした。共和国のファトゥム最高議長テタ家の貴族の星系の所有権を与えたが、彼ら星系の貴族はカーボナイトの密輸を無視していた。しかし5,010 BBYエンプレス(女帝)となったテタは無政府状態の採鉱業者を追放しコロス星系の7つの惑星を併合するため、統一戦争を開始する。コルサントは法と秩序の勝利のためにテタを支援し、戦争はテタの一方的な勝利に終わった。キレックを除く星系内の惑星は5,000 BBYにテタの傘下に入り、戦争を終結させるためにジェダイオダン=ウーアがコロスへと派遣された。ジェダイの顧問であるメミット・ネイディルも彼女を手伝い、彼らの戦闘瞑想の知識を利用することで、最終的にキレックも降伏へと追いやられた。共和国の関心からテタの領域の安全を確実なものにするため、オダン=ウーアは長期間コロス星系に配属された。そしてコロスの拘留施設には多くの戦犯が収監された。

シスとの戦争

テタが勝利した後、地元の商人シク・カホアは、コロス出身のハイパースペース探検家ゲイヴジョリ・ダラゴン兄妹が発見したガルード・コリダーというルートを利用した。しかしこのルートは不安定であり、カホアは価値ある商品を失ってしまう。彼は暗殺者を雇ってダラゴンたちの命を狙った。ダラゴン兄妹は差し押さえられていた<スターブレーカー12>を盗み出し、大きな航路を発見して借金を返そうと、防衛軍の制止を振り切りコロスから逃げていった。エンプレス・テタは公然と彼らを犯罪者とみなし、彼らが見つかったら公正な裁きを与えると誓った。それから間もなく、オダン=ウーアは何千年も前に共和国から追放されたシス卿のヴィジョンを経験し、それをテタに報告した。テタはジェダイとともにコルサントに向かい、銀河元老院に警告を行ったが、それに耳を貸す元老院議員はいなかった。故郷に戻ったテタは、来たるべき戦争に備え、コロスの向上に宇宙船や軍需品を生産させた。

Battle of Koros Major

コロス・メジャーの戦い

一方のダラゴン兄妹は、でたらめなハイパースペース・ジャンプを行った結果、新しい航路を開拓したばかりか、シス帝国と追放されたシス卿たちを発見する。シスの暗黒卿ナガ・サドウはゲイヴを味方につけ、ジョリの乗る<スターブレーカー12>をあえて逃がし、共和国への侵入経路を手に入れた。コロスに到着すると同時に、ジョリは侵略を警告する緊急メッセージを送信したが、シナガー・コントロールに通報され、防衛軍によって捕えられてしまった。オダン=ウーアのコルサントへの旅は全くの無駄足だったわけではなく、マスター・ウールーはテタやジェダイたちと話し合うためにコロスにやってきた。ジョリはロニカ刑務所コロニーから脱獄し、エンプレスと話すためにコロスの宮殿に潜り込んだ。ジョリの証言は、ジェダイのヴィジョンの裏付けとなった。エンプレスは星系を来たるべき侵略に対する要塞として活用するため、防衛力を強化した。同じころ、軍隊を集めたナガ・サドウは、ダラゴンの航路を辿って恒星プリマス・ガルードに到着し、共和国の複数の惑星に同時攻撃を仕掛け、ハイパースペース大戦を引き起こした。

エンプレス・テタは、キレックの旧抵抗勢力に対する大赦と引き換えに、彼らの協力を取り付けた。テタの艦隊はゲイヴ・ダラゴンが指揮するシス軍と戦うためにコロス・メジャーを出発した。シスが都市を包囲すると、ゲイヴはコロスの防衛軍を撤退させ、出来るだけ犠牲の少ない勝利を手に入れようと地表に降り立った。しかし自らのボディガードが一族の友人アールバをジョリの前で殺してしまうと、恐怖に駆られたゲイヴはコロスから逃げ去り、サドウを倒そうとプリマス・ガルードに戻った。シスの軍隊はあらゆる戦場で敗北を喫し、ジョリとテタの艦隊は敵を追撃した。サドウはシス帝国へと撤退し、最終的にヤヴィン4へ逃れた。疲弊したテタの艦隊は惑星に帰還し、長い時間をかけて回復する。オダン=ウーアはコロスの軌道でシス艦隊の生存者を救出し、工芸品を回収してオッサス大図書館に収めた。

戦争終結後、コロス・メジャーは再建の時代を迎えた。星系と惑星の名前は公式に“エンプレス・テタ”に改名されたが、その後何世紀も、惑星はコロスとしても知られ続けた。コロスはディープ・コアの小規模な帝国と首都となり、カーボナイト鉱山は惑星の住民全体に富をもたらし、ディープ・コアのほとんどの惑星は、この成功を収めた平和な惑星を模倣しようとした。やがてコロスはライバル惑星であるカイキエリウスを凌ぐようになり、後者は競争を試みた末、結局破滅することになってしまう。テタの子孫は星系を支配し続けたが、その後の千年の中で、彼らは次第に他のものとカーボナイト鉱山の商業利益を共有せざるを得なくなっていった。

3,997 BBY、テタの子孫であるサタールアリーマ・キートフォースのダークサイドに堕ち、クラースと呼ばれるカルト組織を形成した。テタン軍を手中に収めた後、彼らは星系の指導者であるサタールの両親に対してクーデターを仕掛けた。エンプレス・テタのカーボナイト精錬所において、キートとクラースの仲間たちはフォースの力を指導者や警備兵たちに実証する。彼らは教育者コルスを拷問し、キート卿を溶解するカーボナイトに突き落として殺害した。抵抗勢力に対するクラースの対応は早かった。エンプレス・テタで、アリーマは宮殿を攻撃しようとしていた一団を破った。惑星は新しい指導者に抵抗を続けたが、星系は最終的にクラースの手に落ちた。3,997 BBYに惑星の覇権を握ったクラース・カルトだが、やがて共和国やジェダイに敗北した。

帝国の台頭とその後

エンプレス・テタは、銀河共和国に加盟していた、数少ないディープ・コアの惑星のひとつだった。そして銀河帝国においても、この惑星はカーボナイトの主要な輸出惑星だった。銀河帝国の人間至上主義の方針の中においても、エンプレス・テタは様々な種族が居住する数少ない惑星のひとつだった。

ディープ・コアの航行困難な領域に位置していたため、エンプレス・テタは防衛を容易に行うことが出来た。ユージャン・ヴォングによって首都コルサントを落とされた場合のことを考え、新共和国は政府をエンプレス・テタに移す計画を考えていた。しかし元老院はこの計画を棚上げにし、実際にコルサントが陥落した際、政府はモン・カラマリに移されることになった。ユージャン・ヴォング戦争が終結した後も、エンプレス・テタはディープ・コアでコルサントに対抗し続けていたと思われ、銀河連合自由同盟の加盟惑星であり続けた。

住民

エンプレス・テタは、銀河帝国が推し進めたヒューマン・ハイ・カルチャーのもとでも文化的な多様性を保持し続けていた点で、ディープ・コアの中でも比較的ユニークな惑星だった。

地理

シナガー

エンプレス・テタの首都、シナガーは、ディープ・コアの中でもっとも大きな都市のひとつだった。シナガーには、新しいハイパールートの探索中に命を落としたハイパースペース・スカウトを称え、ロスト・ナビゲーターのモニュメントが建てられていた。

登場エピソード

  • Tales of the Jediシリーズ
  • Star Wars: Knights of the Old Republic シリーズ (言及のみ)
  • 暗黒卿の復活 (言及のみ)
  • 統合 (言及のみ)

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
  2. カタカナ表記は『スター・ウォーズ アルティメット・ビジュアル・ガイド 特別篇』に基づく。
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