オルド・ムーン

「嵐が激しくなってる。通信機能が使えません」

オルド・ムーン（Ordo Moon）は青いガス巨星の軌道を周回していた岩の月である。希薄ではあるが大気が存在し、生のエネルギーを食らうオルド・ムーン・ドラゴンが生息していた。19 BBY、誕生間もない銀河帝国から離反した元クローン・トルーパーたちによって構成されるクローン・フォース99は、惑星サルーカマイで発生した戦闘で宇宙船＜マローダー＞にダメージを負い、ハイパースペースから放り出されてオルド・ムーンへの不時着を強いられた。隊員のテクとエコーが呼吸マスクをつけてシャトルの修理をしていた時、オルド・ムーン・ドラゴンが予備のキャパシターを奪って逃げ去ってしまった。ハンターとオメガがキャパシターの奪還に向かい、ハンターはドラゴンの反撃で一時的に気を失ったものの、オメガが部品を取り返し、一行は無事にオルド・ムーンを離れることができた。

特徴[]

「あの生き物はたぶんオルド・ムーン・ドラゴンだ。生の電力を食べる種族だよ。充電されたキャパシターに引き寄せられたんだろう」

―テク^[出典]

オルド・ムーンは洞窟や^[2] 岩の地形が広がる衛星であり、青いガス巨星の軌道を巡っていた。^[1] この衛星の大気は特殊な呼吸器具を必要とし^[2]、人間の場合呼吸マスクを着用する必要があった。オルド・ムーンで生じる嵐は、長距離通信機器を不通にすることがあった。地表には穴が点在し、その奥には地下トンネルがあった。オルド・ムーン・ドラゴンはこの穴に棲息し、生の電力を糧にしていた。^[1]

歴史[]

「準備しろ、不時着は初めてだろ」
「不時着？」

―レッカーとオメガ^[出典]

19 BBY、エリート・クローン・コマンドーによって構成されるクローン・フォース99 分隊は、誕生して間もない銀河帝国から離反した。彼らは惑星サルーカマイで通常のクローン・トルーパーたちと敵対し、無事に脱出できたものの、ブラスターの銃撃でオミクロン級アタック・シャトル＜マローダー＞にダメージを負ってしまった。^[3] 隊員のテクは、＜マローダー＞は大したダメージを負っていないと判断し、行動抑制チップ・スキャナーの開発を優先させた。ところが彼らのシャトルはパワー・キャパシターの故障でハイパースペースから放り出され、制御不能のままオルド・ムーンとの衝突コースをとった。＜マローダー＞は何とか犠牲者を出さずに不時着し、クローン・フォース99は予備の部品を使って船を修理することになった。^[1]