- 「君みたいな可愛いハゲのベイビーがこんな砂漠で何してんの?」
- ―アサージ・ヴェントレスに対し、オーケッド[出典]
オーケッド(Oked)は銀河共和国末期に活動した男性の賞金稼ぎ。クローン戦争中、ボバ・フェットが率いるシンジケート“クレイツ・クロー”に参加し、砂漠の惑星タトゥイーンに滞在した。クォーザイトの仕事に出発する直前、オーケッドは仲間のボスクやラッツ・ラジィと共にチャルマンの宇宙港カンティーナを訪れる。彼は店内でダソミリアンのアサージ・ヴェントレスに絡み、口論の末ライトセーバーで刺殺された。
経歴[]
- 「こいつがオーケッドを殺した。その穴埋めにチームに加わると承知した。だよな? それとも、さっきも言ったが、ツケの払いようは他にも色々あるぜ」
- ―ボスク[出典]
銀河共和国と独立星系連合がクローン戦争で争っていた頃、オーケッドは賞金稼ぎとして生計を立てていた。戦争中、彼は10代のボバ・フェットが率いる賞金稼ぎチームの一員として、惑星クォーザイトの仕事に参加することになった。オーケッドの他に、トランドーシャンのボスク、アサシン・ドロイドのC-21ハイシンガー、コレリアンのデンガー、シーリンのラッツ・ラジィがチームに参加していた。クォーザイトへ出発する直前、賞金稼ぎのチームは砂漠の惑星タトゥイーンにあるモス・アイズリー宇宙港に集結し、オーケッドはボスク、ラジィの3人で地元のカンティーナを訪れた。
オーケッドはダソミリアンの女性アサージ・ヴェントレスが来店したことに気づき、カウンターで酒を飲む彼女に言い寄った。ヴェントレスは馴れ馴れしく話しかけるオーケッドを冷たくあしらい、賞金稼ぎの怒りを買った。オーケッドはヴェントレスに掴みかかったが、次の瞬間、ライトセーバーで腹を貫かれて絶命する。カンティーナは一瞬静まり返ったが、すぐに普段通りの活気が戻り、ニンバネル種族のバーテンダーがオーケッドの死体を外へ引きずっていった。オーケッドの最期を目撃したボスクとラジィは、チームの穴を埋めるため、オーケッドを殺した張本人を仕事に勧誘した。ヴェントレスはこの一件をきっかけに賞金稼ぎとして活動するようになり、クォーザイトの仕事を成功へ導いた。
人物[]
- 「相手を選びな、タコ」
- ―アサージ・ヴェントレス[出典]
オーケッドは緑色の皮膚と黒い目を持つエイリアン種族だった。彼は好色な性格で、出会ったばかりのヴェントレスにも馴れ馴れしく話しかけた。ヴェントレスに無視されると、オーケッドは声を荒らげて彼女に手を出した。