- 「この星を反乱者の基地に使うのは無理みたい!」
- ―エズラ・ブリッジャー[出典]
ヤヴィンの戦いの3年前、反乱軍の秘密基地にふさわしい場所を探していたジェダイのケイナン・ジャラスとエズラ・ブリッジャーは、惑星オーサロンで尋問官フィフス・ブラザー、セヴンス・シスターらとライトセーバーの対決を繰り広げた。2人のジェダイはこの対決を生き延び、小型船<ファントム>でオーサロンから逃げ出した。
背景[]
ヤヴィンの戦いの3年前、銀河帝国が惑星ガレルの宇宙港を襲撃した後、フェニックス戦隊は新しい本部の候補地を見つけるため辺境の星々で偵察活動を開始した。反乱者のジェダイ、ケイナン・ジャラスとエズラ・ブリッジャーも候補地捜索に参加していたが、2人は尋問官フィフス・ブラザーとセヴンス・シスターによる度重なる妨害に悩まされていた。
対決[]
- 「あんたいい男ね」
「俺は好みじゃない。残念だが」 - ―ケイナンとセヴンス・シスター[出典]
ジャラスとブリッジャーはアストロメク・ドロイドのチョッパーを連れて惑星オーサロンを訪れた。この星がフェニックス戦隊の基地として利用可能かどうかオーサロン・メサで調査を行っていた時、2人はフィフス・ブラザーとセヴンス・シスターに襲撃される。尋問官と2対2のライトセーバー戦を繰り広げながら、ジェダイは補助スターファイター<ファントム>で待機していたチョッパーをコムリンクで呼び出した。戦闘中、シスターはID9シーカー・ドロイドでジャラスを攻撃したが、ブリッジャーがライトセーバー内蔵ブラスターでドロイドを破壊する。その後、ブラザーはブリッジャーを崖の端に向かってフォースで突き飛ばしたが、ジャラスが間一髪のところで彼の脚を掴んだ。
ブリッジャーは崖の底に巨大なティビディーがいることに気付き、フォースを使って呼び寄せた。彼はジャラスと共に崖から飛び降り、ティビディーの背中に飛び移る。空高く逃げ去った2人は、駆け付けた<ファントム>に空中で乗り移った。<ファントム>はハイパースペースへ逃げ切ったが、ジャラスは安全を考慮してフェニックス戦隊の本隊から遠く離れた場所でヘラ・シンドゥーラたちの乗る<ゴースト>と合流した。
その後[]
- 「どこへ行ってもあの2人が現れるのが気に食わない。これじゃいつまでたっても反乱者の基地は作れない」
- ―ケイナン・ジャラス[出典]
オーサロンの対決の後、ジャラスはジェダイが尋問官に狙われているせいで反乱軍の基地捜索活動に支障が出ていることを懸念し、尋問官との戦いに決着をつけるべきだと判断した。尋問官やシス卿ダース・ヴェイダーを倒す知恵を手に入れるため、ジャラス、ブリッジャー、アソーカ・タノは惑星ロザルのジェダイ寺院へ赴く。以前、ジャラスとブリッジャーはこの寺院でグランド・マスター・ヨーダとフォースを通じて会話したことがあったのである。
ケイナン・ジャラスはジェダイの寺院でトライアルを経験し、正式にジェダイ・ナイトの称号を授与された。一方、ブリッジャーはヴィジョンの中でヨーダと出会い、“マラコア”を捜すよう命じられた。また、アソーカ・タノはアナキン・スカイウォーカーの幻影と出会い、かつての師匠がダークサイドに堕ちてダース・ヴェイダーになったことを知った。間もなく寺院は尋問官の襲撃を受け、3人は逃げ出した。のちに反乱軍は新しい本部チョッパー基地を設立し、ジャラス、ブリッジャー、タノは惑星マラコアへ旅した。