オーロメイ・アイゼロ(Auromae Iselo)はメルブの男性で、エンフィス・ネスト率いるクラウド=ライダーズのメンバーである。クラウド=ライダーズに加わる前は賞金稼ぎだったが、銀河帝国から与えられる政治犯狩りの仕事に不満を持ち、ネストの義賊に加わることを決意した。[2]
銀河内戦以降の時代、アイゼロは賞金稼ぎギルドの一員として活動した。9 ABY当時、彼は同じく元クラウド=ライダーでギルドのメンバーであるチュシードとともに、惑星ネヴァロにあるカンティーナにたむろしていた。ギルドのメンバーである“マンダロリアン”が賞金稼ぎの掟を破った際、アイゼロはグリーフ・カルガの指揮のもと、同業者たちとともにマンダロリアンを取り囲んだが、反撃に遭って命を落とした。[1]
制作の舞台裏[]
オーロメイ・アイゼロは2018年5月25日公開のアンソロジー映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で初登場を果たした。[4] 同作でクエイ・トルサイトやレジニア・ティードを演じた俳優ディー・テイルズによると、オーロメイ・アイゼロの役者はデレク・アーノルドである。[5] またキャラクターの名前は映画の設定資料集である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で判明した。[2]
オーロメイ・アイゼロのデザインは、クリーチャー・デザイナーのジェイク・ラント・デイヴィスの娘エロイーズ・オーロラ・メイ(Eloïse Aurora Mae)、当時7歳が描いた絵がヒントになっており、キャラクター名も彼女のアナグラムである。[6] デイヴィスはスター・ウォーズ シークエル・トリロジーの制作が始まった当時から、娘が描いた絵を取っていた。『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督もオーロメイ・アイゼロを映画に登場させたいと考え、デイヴィスはカント・バイトの場面用にカジノの衣装を着たアイゼロのデザインを手掛けたが、実現には至らなかった。[7]
2019年、アイゼロは動画配信サービス Disney+ でスタートしたTVシリーズ『マンダロリアン』で再登場を果たした。[1] なお『マンダロリアン』と『ハン・ソロ』のキャラクターが同一人物であることは、デイヴィスの SNS で明言されている。[8]
登場作品[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版 (カバーイラスト)
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- マンダロリアン – チャプター3:罪
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 マンダロリアン – チャプター3:罪
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- ↑ 3.0 3.1 スター・ウォーズ:カード・トレーダー
- ↑ 4.0 4.1 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ↑ @deetails(ディー・テイルズ) - X (旧Twitter). “Yeah, Regineer Teed, is me. Gelan Yees, Dilu Miah. Auromae Iselo, Derek Arnold. Tubes, Aiden Cook aka Two Tubes. Silvasu Fi, Stephanie Silva. Faddera Rabar, Barbara Fadden. Other than Warrick (Weazel) and Erin (Enfys) the others are stuntmen and women.” (スクリーンショット)
- ↑ @PhilSzostak(フィル・ショスタク) - X (旧Twitter). ““An unmasked Auromae Iselo, one of Enfys Nest’s Cloud-Riders from #SoloAStarWarsStory. His design was based on a sketch my then 7-year-old daughter had given me and his name is a loose anagram of hers.” - #StarWars creature designer Jake Lunt Davies https://www.instagram.com/p/BlTw4DnleKY/”
- ↑ Inside the Designs of Solo: A Star Wars Story - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ jakeluntdavies (@p/B40rdRZDQpg) - Instagram