カット・ロクウェイン

カット・ロクウェイン
人物の情報
出身地	カミーノ
身体の情報
種族	人間（クローン）
性別	男性
身長	1.83メートル
毛の色	黒； （染髪して赤）
目の色	茶色
肌の色	褐色
家族の情報
家系	ロクウェイン家
政治と年代の情報
所属	銀河共和国 共和国グランド・アーミー

「お前は逃亡者だが、臆病者ではなかった」

―カット・ロクウェインに対し、レックス

カット・ロクウェイン（Cut Lawquane）は銀河共和国のグランド・アーミーに仕えたクローン・トルーパーである。22 BBY、クローン戦争最初の戦闘であるジオノーシスの戦いの直後、ロクウェインが乗っていた兵員輸送船が分離主義勢力のガンシップ2隻による攻撃を受けた。ダメージを負った兵員輸送船は墜落し、ロクウェインの仲間のクローン・トルーパーのほとんどは死ぬか重傷を負った。戦争の惨状を目の当たりにしたロクウェインはグランド・アーミーから逃亡し、戦いとは無縁の生き方を貫くことに決めた。この元クローン・トルーパーはスーという名前の女性トワイレックと結婚し、スーの子どもである少女シェーア、少年ジェックの義理の父親になった。軍務を放棄した反逆者として共和国に捕まるのを避けるため、ロクウェインの一家はアウター・リム・テリトリーの惑星サルーカマイにある農場で穏やかな生活を送った。

しかしクローン戦争の戦火は最終的にこの辺境の惑星にも及んだ。21 BBY、共和国軍の兵士たちが分離主義者のグリーヴァス将軍を捕まえるためサルーカマイにやってきた。そのうちのひとり、クローン・キャプテンのレックスはロクウェイン農場の敷地内でスナイパー・ライフルで撃たれて負傷し、療養のため一晩ロクウェインの家に泊まることになった。夕食の席で、ロクウェインとレックスはクローン・トルーパーの正しい生き方や義務について意見を交わした。その夜、シェーアとジェックが農場の近くに墜落した分離主義勢力の脱出ポッドを発見し、誤ってBXシリーズ・ドロイド・コマンドーを起動させてしまった。ロクウェインとレックスはスーや子どもたちを守るためドロイド・コマンドーを迎え撃ち、侵入者をすべて破壊することに成功する。翌朝、傷が癒えたレックスは共和国軍の仲間のもとへ戻ることになった。別れ際、ロクウェインの生き方に理解を示したレックスは、逃亡者の存在を共和国に報告する気はないと告げた。

19 BBYに戦争が終結した後、レックスとクローン・フォース99分隊が入れ替わりにロクウェインの農場を訪れた。レックスはオーダー66や行動抑制チップの存在を知らせ、新たに誕生した銀河帝国から避難することをロクウェインに勧めた。ロクウェインは家族を連れて逃げることにしたが、帝国の新体制下ではチェーン・コードを登録しなければクレジットが使えなくなっており、脱走兵であるロクウェインが正式な手続きを踏んでシャトルを予約することは不可能だった。しかしクローン・フォース99の隊員たちがロクウェイン一家の脱出に力を貸し、“テク”が人数分のチェーン・コードを偽造した。分隊の隊長“ハンター”は惑星カミーノから連れてきた少女オメガをロクウェインに同行させようとしたが、オメガは土壇場になってクローン・フォース99について行くことに決め、サルーカマイを発つロクウェイン一家と別れた。

経歴

共和国の逃亡者

「ジオノーシスの戦いの直後、乗っていた兵員輸送船が分離主義勢力のガンシップ2隻に襲われ、奴らの集中砲火を浴びた。船は墜落し、仲間の多くは死ぬか重傷を負った。敵が生存者の捜索を開始し、仲間たちにとどめを刺しにやってきたとき、俺はここには希望がないと悟った。俺は逃げた。今でも恐ろしいよ」

―カット・ロクウェイン

カット・ロクウェイン（21 BBY当時）

カット・ロクウェインはもともと共和国グランド・アーミーに仕えるクローン・トルーパーだった。 他のトルーパーと同じく、彼は賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺伝子をもとに 惑星カミーノで製造された。 22 BBY、クローン戦争の最初の戦闘である ジオノーシスの戦いの直後、ロクウェインは同じチームのクローン・トルーパーと一緒に兵員輸送船に乗り込んだ。しかし彼らの輸送船は独立星系連合のガンシップ2隻による攻撃に晒された。ガンシップは持てる限り全ての弾を使ってクローンの輸送船を砲撃し、ダメージを負った輸送船は墜落した。ロクウェインのチームメイトのほとんどは墜落時に死ぬか重傷を負い、間もなく2隻のガンシップが降下して生存者の捜索を開始した。ロクウェインは仲間のもとに留まれば生存のチャンスはないと判断し、分離主義勢力に見つかる前に戦場から逃げ出した。

軍務を放棄したロクウェインは、やがてスーという名の女性トワイレックと恋に落ち、結婚した。 スーには人間の男性とのあいだに生まれた子、娘のシェーアと息子のジェックがおり、ロクウェインは2人の義理の父親となった。 ロクウェインは家族と一緒に穏やかな生活を送りたいと願い、アウター・リム・テリトリーの惑星サルーカマイの農場に身を落ち着かせる。 21 BBY、ロクウェインの農場は最初の収穫の時期を迎えた。ロクウェインは共和国に見つからないまま平穏な日々が続くことを期待していたが、この頃クローン戦争の戦火がサルーカマイにも及び、独立星系連合のグリーヴァス将軍と共和国艦隊が惑星軌道で戦いを繰り広げた。劣勢を強いられたグリーヴァスと部下のバトル・ドロイドは複数の脱出ポッドを使ってサルーカマイの地表に降下し、そのうち1機はロクウェインの農場の敷地内に落下した。

レックスとの出会い

「人の生きがいはそれぞれだ」
「確かにな。こいつは一本とられたよ、レックス」

―レックスとカット・ロクウェイン

ロクウェインとレックス

第501軍団のトルーパー部隊がロクウェインの農場で捜索活動を行っていたとき、クローン・キャプテンのCT-7567（レックス）が敵のスナイパー・ライフルに撃たれて重傷を負った。トルーパーたちはレックスをロクウェインの農家へ運び込み、キャプテンを一晩ここで休ませてほしいと頼んだ。このときロクウェインは収穫物の運搬に出ていて不在だったが、スーはイオピー飼育用の納屋でよければレックスを休ませてもかまわないと告げた。レックスを除くトルーパーたちが任務を続行するため農家から出発した後、ロクウェインは仕事を終えて納屋に戻り、そこに見知らぬ者がいることに気づいた。ロクウェインがスタッフを構えて近寄ると、クローン・キャプテンも警戒してDC-17ハンド・ブラスターに手を伸ばしたが、元クローン・トルーパーはその武器を払い飛ばしてレックスの首にスタッフを突きつけた。このとき2人は互いに相手がクローンであることに気づき、ロクウェインは彼が納屋にいる理由を尋ねた。一方のレックスはこの自称農夫が共和国軍の逃亡者であると知り、彼に名前と識別番号を聞いた。間もなく会話を聞きつけたスーがシェーア、ジェックを連れて納屋に現れ、クローン・キャプテンを一晩預かることになった理由を説明した。ロクウェインはレックスを快く歓迎し、彼を家族の夕食に招待した。

ロクウェインとレックスは食卓で ヌーナの丸焼き を囲みながらクローン・トルーパーの果たすべき義務について話し合った。レックスは逃亡者をグランド・アーミーに引き渡すのは自分の義務だと主張した。しかしロクウェインはレックスの立場に疑問を呈し、彼だって一度はクローン兵士でなかった場合の人生を想像したはずだと語り、誰しも自分の好きな生き方を選ぶことができるのだと反論する。これに対しレックスは、共和国にために戦うのが自分の選んだ生き方だと食い下がった。食事の後、ロクウェインはレックスとデジャリックで対局し、軍を離れるに至ったいきさつを説明した。仲間を失った事件について説明を終えたロクウェインは、軍隊から逃げた自分のことを臆病者と思っているかもしれないが、家族を守るためなら死ぬまで戦う覚悟はできているとレックスに言い放つ。その直後、シェーアとジェックが義父のもとに駆け寄り、母親の手伝いを終えたので外で遊んできてもよいかと尋ねた。ロクウェインの許可を得た2人はさっそく夜の草原に出ていったが、そこで墜落した分離主義勢力の脱出ポッドを発見し、意図せずBXシリーズ・ドロイド・コマンドーの小隊を起動させてしまう。子どもたちは農家に逃げ帰り、両親に危険を知らせた。

ドロイド・コマンドーの姿を確認するロクウェイン

ロクウェインはマクロバイノキュラーを使って草原を見渡し、分離主義勢力のドロイドが農家に接近してきているのを確認する。彼はスーと子どもたちを家の2階に避難させ、保管しておいた武器を取り出した。ロクウェインはロングバレルのライフルとDC-15Aブラスター・カービンで武装し、レックスにはハンド・ブラスターを手渡した。クローン・キャプテンはドロイド迎撃のための作戦を提案したが、ロクウェインはこの家では自分の意見に従ってほしいと頼み、レックスには自分がやられた際に家族を守る最後の砦の役割を任せた。レックスが2階に上がると、ロクウェインは家の明かりをすべて消してライフルを構え、ドロイド・コマンドーの侵入を待ち構えた。ドロイドの襲撃が始まると、彼はドアや床下から続々と現れる侵入者を多数破壊したが、銃撃戦で破壊されたテーブルの下敷きになり、数体のコマンドーが2階へ上がるのを許してしまった。ロクウェインは体の自由を取り戻そうともがきながら、上階にいるクローン・キャプテンに迫りくる危険を警告した。

レックスは扉の影でドロイド・コマンドーを迎え撃ち、最後の1体と戦っているときに床が抜け落ちてロクウェインのそばに落下した。テーブルから抜け出したロクウェインはレックスの首を締めていたドロイド・コマンドーを破壊し、戦いに終止符を打つ。翌日の朝、レックスは共和国軍と合流するため荷物をイオピーにくくりつけた。出発の間際、スーから今後のことについて尋ねられたレックスは、ロクウェインの逃亡罪を共和国に報告するつもりはないと答えた。ロクウェインは、もし望むならこの家に留まっても構わないとレックスに告げたが、キャプテンは自分の家族は他にいると語り、元クローン・トルーパーとその家族に別れを告げて去っていった。

またクローン戦争中、ロクウェインとスーはバッド・バッチの通称で知られるエリート・クローン・コマンドー分隊、クローン・フォース99の隊員であるクローン・サージェント・“ハンター”や“テク”、“レッカー”、“クロスヘアー”たちと知り合った。

帝国時代

「カミーノアンが造ったからには目的がある。お前たちもそうだし、きっとあの子もそうだ」
「どうでもいいだろう。彼女はただの子供だ」
「子育てはドロイドと戦うより大変だ。とんでもないお荷物を背負いこんだな」

―オメガについて、カット・ロクウェインとハンター

ハンターと再会したロクウェイン夫妻

19 BBY、クローン戦争は終結し、銀河系各地に散らばっていたジェダイの指揮官たちは、オーダー66に従ったクローン・トルーパーによって抹殺された。 それからしばらくして、レックスがサルーカマイにやってきた。 かねてよりクローンの脳内に埋め込まれた行動抑制チップの存在を懸念していたレックスは、オーダー66が発令された直後にチップを摘出され、自由意志を取り戻していたのである。 レックスはクローンがジェダイを殺したことや、抑制チップの存在をロクウェインに伝え、新たに誕生した銀河帝国から避難することを勧めた。レックスが次の目的地を伝えずに去った翌日、今度はクローン・フォース99のメンバーがロクウェイン農場を訪れた。ロクウェイン夫妻は久しぶりに会ったハンターたちを農家へ招き入れ、クローン・フォース99の新顔である“エコー”と、彼らがカミーノから連れてきたクローンの少女オメガを紹介してもらった。ロクウェインは隊員のクロスヘアーが居ないことに気付いたが、ハンターは“複雑な事情”があったとだけ答え、明言を避けた。

オメガがシェーアやジェックと遊び始めた後、ロクウェインはハンターに、カミーノアンがオメガを造った以上、なにか目的があるはずだと告げ、子育てはドロイドと戦うより大変なことだと助言した。ロクウェイン家がサルーカマイを離れるつもりであることを知ったハンターは、自分たちの船を使うよう勧めたが、ロクウェインは脱走兵と一緒に行動するのは子どもたちにとってリスクが高すぎると判断し、民間のシャトルを予約することにした。その後、ロクウェインとハンターは一般人に扮してサルーカマイの町を訪れた。その際、2人はクローン押収船を目撃し、ロクウェインは帝国が1週間ほど前から軍事・民間を問わず宇宙船を没収して押収施設に集めていることをハンターに教えた。ロクウェインはアリーナの商人ファウジャに声をかけ、シャトルを予約したいと伝えたが、彼女は帝国体制下ではチェーン・コードを登録しなければクレジットは使えないと告げ、帝国軍将校のエドモン・ランパート中将がチェーン・コードについて説明するホログラム・メッセージを見るよう2人に促した。

シャトルの列に並ぶロクウェイン夫妻とハンター

農場に戻った後、ロクウェインたちがシャトルに乗る方法を話し合っていた時、ボールを取るため農場のフェンスの外に出たオメガが、ネクスーの標的になってしまった。ネクスーがスーの狙撃で退散した後、ハンターはオメガを厳しく叱ったが、ロクウェインは彼を制止し、怯えるオメガをやさしくなだめた。その後、ハンターはテクにチェーン・コードを偽造させるアイデアを思い付いた。またハンターはオメガが自分たちと一緒にいては危険だと考え、サルーカマイを出るとき彼女を連れて行ってほしいとロクウェイン夫妻に頼んだ。一方、テクとエコーはチェーン・コード偽造に必要なデータを手に入れるため、分隊の宇宙船である＜マローダー＞をわざと帝国に押収させ、施設に潜り込んだ。彼らはオメガが＜マローダー＞に乗っていることに後から気付いたが、構わず作戦を続行し、ロクウェイン一家とクローン・フォース99の残りの隊員は再び宇宙港を訪れ、チェーン・コードの偽造が間に合うことに期待してシャトルの列に並んだ。

テクがチェーン・コードの偽造を終えると、オメガが独断でディスクを持ち出してロクウェインたちのもとへ届けようとしたため、レッカーが彼女を迎えに行った。オメガがなかなか現れず、ロクウェインがしびれを切らして別の手段を考えようとした時、ようやく彼女が到着した。ハンターから事前に話を聞かされていなかったオメガは、テクが余分に作成したチェーン・コードが自分の分だと知らず、シャトルに乗る直前でハンターから説得を受けた。コードの偽造はうまくいき、ロクウェインたちは無事に検問所の身分確認を通過した。一方、ハンターは押収施設の銃撃戦に加わるため去っていった。スーはオメガに出発の準備はよいかと尋ねたが、結局、彼女はロクウェイン家ではなくハンターたちと一緒に行くことを選んだ。家族がスター・コミューター2000シャトルに乗り込もうとした際、クローン・トルーパーの1人がロクウェインの顔に気付いて引き留めようとしたが、押収施設の銃撃戦が激化して応援要請が来たため見逃された。一家を乗せたシャトルは無事に離陸し、クローン・フォース99もオメガを連れてサルーカマイから脱出した。

その後

「ロクウェイン家を知っているか？ 家長のカットはクローン戦争で戦った。彼は“戦いにおいて正しい者は存在しない”という物事の真理を理解していたのだ。だからまっとうな生き方を選んだ。身を落ち着けて家族を持ち、二度と醜い世界へは戻らなかった」

―グレン・タフラル

その後もロクウェインは二度と戦争に戻ることはなかった。銀河内戦が終結に迫っていた4 ABY当時、ロクウェインと同じくサルーカマイで農業を営むグレン・タフラルは、それぞれ銀河帝国と反乱同盟の支持派に分かれて喧嘩する2人の息子ウェブとダヴ・タフラルを説教した際、戦いを放棄してまっとうな生き方を選んだカット・ロクウェインの名前を挙げ、戦争の無意味さを説いた。

人物

「俺を腰抜けと思っているだろう、レックス。しかし信じてくれ。家族を守るためなら死ぬまで戦う」

―カット・ロクウェイン

カット・ロクウェイン

カット・ロクウェインは銀河共和国のために戦うクローン・トルーパーとして生み出されたが、戦争において他者を殺すという自分の役割を受け入れることができなかった。ジオノーシスの戦いの直後に経験した凄惨な事件は彼にショックを与え、共和国から離反するきっかけとなった。ロクウェインは、自分の好きな生き方を貫く穏やかな農夫を自称し、実際に惑星サルーカマイに身を落ち着け、戦いとは無縁の生活を送った。 彼のたったひとつの願いは、家族とともに穏やかな日々を過ごすことだった。 彼は妻と養子を愛しており、家族を守るためなら命がけで戦った。 またロクウェインは、子供を育てることはドロイドと戦うことより大変だと考えていた。オメガがネクスーに襲われかけた際、彼は彼女を厳しく叱るハンターを制止し、怯える彼女を抱きしめてなだめた。

レックスはロクウェインを逃亡者と呼んだが、ロクウェイン自身は単純に人を殺さない道を選んだ結果こうなっただけだと考えていた。ロクウェインはクローン・トルーパーも1人1人独立した存在だと信じており、番号ではなく名前を持つのも、その一環だと考えていた。しかし彼は農民になった後も万一の備えは怠っておらず、保管していた武器を使ってドロイド・コマンドーを撃退した。 共和国に代わって帝国が誕生すると、ロクウェインは家族の安全のためにサルーカマイの農家を去る決断を下した。ハンターから次はどこへ行くのかと尋ねられた際、ロクウェインはどこかの辺境の星で人里離れた土地を見つけたいと答え、その条件さえそろっていればどこでも構わないと告げた。

カット・ロクウェインの身長は他のクローンと同じく1.83メートルで、肌は褐色だった。また、彼は髪を赤く染めていた。 帝国時代初期、彼は頬にひげを生やし、髪の毛に白いものが混じっていた。

装備

レックスにスタッフを向けるロクウェイン

カット・ロクウェインは薄緑のシャツの上に、縁が茶色い濃緑色のチュニックを身に着け、ベージュのパンツを穿いていた。また彼はその上にベージュのサッシュや茶色のベルトをつけ、大きなポーチを携帯していた。また彼は指の無い薄茶色のグローブと、薄茶色のブーツを身に着けていた。 帝国時代、ロクウェインはサルーカマイの町を訪れた際に帽子を目深にかぶり、自分もクローンであることを警備のトルーパーたちに悟られまいとした。

ロクウェインは農民となった後も武器を所有し続けた。彼は先端がとがったスタッフとDC-15Aブラスター・カービン、DC-15Aブラスター・ライフルを使用し、他にもスーが使用するブラスター・ライフルとマクロバイノキュラー、レックスに貸したDC-17ハンド・ブラスターなどを所有していた。また彼は農場で複数のイオピーを所有し、納屋で飼育して、しばしば騎獣として利用していた。

制作の舞台裏

カット・ロクウェインはTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン2の第10話『逃亡者』に登場するキャラクターである。本エピソードは2010年1月1日にアメリカで放送された。 他のクローン・トルーパーと同じく、ディー・ブラッドリー・ベイカーが声優を担当している。 また2021年5月7日には、Disney+ 配信のアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ：バッド・バッチ』シーズン1第2話『脱出』でロクウェインが再登場を果たした。

ルーカスフィルム ストーリー・グループのスタッフであるパブロ・ヒダルゴは、『逃亡者』に登場するスー・ロクウェインの2人の子どもについて、彼らはトワイレックと人間のあいだに生まれた混血だが、カット・ロクウェインの子どもではないとTwitter上で発言している。

登場作品

• クローン・ウォーズ – 逃亡者 （初登場）
• バッド・バッチ – 余波 （間接的に言及）
• バッド・バッチ – 脱出
• アフターマス （言及のみ）

参考資料

• スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
• スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
• アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
•  Cut Lawquane - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
•  "The Deserter" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
•  Cut Lawquane - 公式データバンク

脚注

他言語版

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