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「獲物を届けてくれれば、カムトノいっぱいのベスカーが君を待っている」
―“クライアント[出典]

カムトノ(Camtono)は貴重品を収納するための保安用コンテナの一種。主な所有者として“クライアント”やウィロー・フードが知られる。

特徴

「マンドー、自分に褒美をやれ。スパイスのカムトノでも買え」
グリーフ・カルガ[出典]

開いた状態のカムトノ

カムトノは固定されたフレームと、底部にヒンジがついた3枚の可変式パネル、そしててっぺんの“蓋”からなる、円筒形の容器である。蓋の部分には複数のコントロール・ボタンと、手動で回転させる取っ手が付属していた。ボタンを押し、取っ手を回すことで側面部の3枚のパネルが開き、中の物を取り出すことができた。[1]

カムトノは金属やスパイスなどの保管に用いられた。金属が中に入っている場合でも、取手の部分を持って容易に持ち運ぶことができたが[1]、中には腕に抱えて運ぶ者もいた。[2]

歴史

「カムトノを掴んだ。中身がシリカックス・クリスタルで一杯とも知らずに」
コブ・ヴァンス[出典]

3 ABY[4]惑星ベスピンクラウド・シティ銀河帝国による占領の危機にさらされ、執政官ランド・カルリジアンが市民に避難を呼びかけた際[2]ウィロー・フードという名の[5] 人間男性がカムトノを腕に抱えて街の中を走っていた。[2]

4 ABYに発生した[4] エンドアの戦いの直後、惑星タトゥイーンモス・ペルゴマイニング・コレクティヴのメンバーに襲撃された際、コブ・ヴァンス保安官は敵のランドスピーダーからカムトノを掴み、なんとか街から脱出した。このカムトノにはシリカックス・クリスタルが詰まっており、のちにヴァンスはこの思いがけない拾得物と引き換えに、ジャワ廃品回収業者からマンダロリアン・アーマーを手に入れた。[3]

9 ABY帝国の残存勢力に属す“クライアント”は、惑星ネヴァロで“マンダロリアン”という通称で知られる賞金稼ぎを雇った際、報酬としてカムトノいっぱいのベスカーを提示した。[6] マンダロリアンはこの仕事を引き受け、惑星アーヴァラ7で獲物の“ザ・チャイルド”を捕まえ、ネヴァロに戻った。彼は報酬のカムトノを受け取ると、マンダロリアンの隠れ家へ持ち帰り、ベスカーをアーマラーに渡して装甲服を作ってもらった。その後、賞金稼ぎギルドエージェントであるグリーフ・カルガは、マンダロリアンにスパイスのカムトノでも買って自分に褒美をやったらどうだと告げた。[1]

制作の舞台裏

「持ち主はコスプレで人気のウィロー・フードだ。その男はクラウド・シティで混乱の中を走り抜ける。一瞬映る彼が抱えてるのがアイスクリーム・メーカーだ。バケツの上にモーターがついてるタイプのね。それに注目したファンが同型の物を持ってセレブレーションに集ってる」
ジョン・ファヴロー[出典]

『帝国の逆襲』に登場したアイスクリーム・ガイこと、ウィロー・フード

カムトノは1980年オリジナル・トリロジー映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初めて登場した。カムトノという名前がついたのは後になってからであり、当初はウィロー・フードという名のキャラクターが抱えている謎の道具に過ぎなかった。[2]

撮影時、何の変哲もないアイスクリーム・メーカーがそのまま小道具として使われ、やがてそれにファンが気づくと、ウィロー・フードは「アイスクリーム・ガイ」や「アイスクリーム・メーカー・ガイ」、「アイスクリーム・マン」などのニックネームで知られるようになった。フードはクラウド・シティの場面で一瞬映るだけのモブキャラクターに過ぎないが、スター・ウォーズセレブレーションではアイスクリーム・マシンを抱えたフードのコスプレイヤーが大勢現れるほどのカルト的人気を博している。なおスター・ウォーズ レジェンズの設定では、ウィロー・フードが抱えているのは収納容器ではなく、コンピューターメモリー・コアとされている。

2019年、スター・ウォーズ正史の実写ドラマ・シリーズ『マンダロリアン』でウィロー・フードのアイスクリーム・メーカーが再び取り上げられ、『チャプター1:マンダロリアン』で「カムトノ」という名称が初めて使用されるとともに、収納道具としての用途も明確になった。なお Camtono という固有名詞は同シリーズ『チャプター1』および『チャプター3:罪』において、クライアントやグリーフ・カルガのセリフの中で言及されているが、字幕版や吹替版では訳出されていない。[1][6] 同シリーズの制作ドキュメンタリー番組である『ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン』の第8話『つながり』の字幕で、カムトーノと表記されている。[7]

登場エピソード

参考資料

脚注