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カレン・トラヴィス(Karen Traviss)はイギリス出身のSF作家。レジェンズの小説シリーズ『リパブリック・コマンド』や『レガシー・オブ・ザ・フォース』の著者として知られるが、作品はいずれも日本語訳されていない。トラヴィスの作品はレジェンズのクローン・トルーパーマンダロリアン、そしてボバ・フェットに関連するものが多い。彼女はこうしたテーマに関する膨大な設定を創作し、特にマンダロリアンの言語であるマンドア語を実用的な言語にまで発展させ、自身のウェブサイトで辞書を公開していた。

トラヴィスは映画『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の小説版の著者であり、同名TVアニメ・シリーズのタイアップ小説『クローン・ウォーズ:ノー・プリズナーズ』(2009年)も手がけた。しかし2009年1月に『インペリアル・コマンド:501st』を脱稿した後、トラヴィスは進行中の『クローン・ウォーズ』シリーズでマンダロアの設定に大規模な改変が加えられることを聞かされた。設定改変により、クローン戦争当時のマンダロアは平和主義社会となったが、これはトラヴィスの著作を含む過去作の根幹を覆すものであり、トラヴィスはのちに自身のウェブサイトで「(リパブリック・コマンド)シリーズの基本プロット自体が存在しえなかったことになる」と語った。この状況を受け、彼女は『501st』の続編が自身の最後のスター・ウォーズ作品になると発表したが、結局それも新設定との折り合いがつかずキャンセルとなった。それとは別にボバ・フェットの小説も予定されていたが、こちらもTVシリーズとの矛盾の可能性があるため出版社側からキャンセルされた。以降、トラヴィスはスター・ウォーズ作品から離れている。[1]

脚注[]

  1. "Why have you stopped writing Star Wars?". karentraviss.com. Karen Traviss.

外部リンク[]

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