- 「森林の惑星コルヴァスにあるカロダンという街へ行って。そこでアソーカ・タノに会える」
- ―ディン・ジャリンに対し、ボ=カターン・クライズ[出典]
カロダン(Calodan)は森林惑星コルヴァスに存在した、城壁に囲まれた街である。新共和国時代、モーガン・エルズベス監督官によって支配されていたが、元ジェダイのアソーカ・タノとマンダロリアンのディン・ジャリンによって解放された。
歴史[]
- 「この者たちが苦しむのは、すべてお前のせいなのだ」
「すでにお前の圧政で苦しんでいる」 - ―モーガン・エルズベスとアソーカ・タノ[出典]
新共和国時代、コルヴァスの街カロダンはモーガン・エルズベス監督官の勢力によって支配され、住民たちは圧政に苦しんでいた。元ジェダイのアソーカ・タノは、エルズベスからスローン大提督の居場所を聞き出すため、彼女の勢力と敵対した。[2] マンダロリアンのボ=カターン・クライズは、衛星トラスクで帝国軍残党に対する襲撃に力を貸してくれたディン・ジャリンへのお礼として、アソーカ・タノがカロダンにいることを彼に教えた。ジャリンはフォース感応能力を持つ“ザ・チャイルド”をジェダイに引き渡したいと考えていたのである。[1]
ジャリンがコルヴァスにやってくる直前、タノはカロダンの城壁の外に広がる森林でエルズベスのスカウト・ガードを圧倒した。エルズベスは住民を人質にとってジェダイを引き下がらせようとしたが、タノは圧政者に降伏を求め、考える時間として1日の猶予を与えた。次の日、エルズベスはカロダンにやってきたジャリンにタノの殺害を依頼し、報酬として純ベスカー製の槍を提示した。ジャリンは依頼を引き受けるとは言わなかったが、タノを探すため街を出た。その後、森でタノと出会ったジャリンは、ザ・チャイルドを訓練してくれれば彼女の戦いに力を貸すと申し出た。タノはジャリンと力を合わせ、人質となっている囚人を解放するため作戦を立てた。[1]
タノは城壁の門をひとりで突破すると、エルズベスが雇った賞金稼ぎは自分が倒したと嘘をついた。ガンスリンガーのラング率いるガードたちがタノの後を追うと、エルズベスは人質の処刑を命じて屋敷に戻った。しかしこっそり街に侵入していたジャリンが処刑を阻止し、囚人たちを解放して戦いに加わった。タノはガードやHK-87アサシン・ドロイドを倒すと、ラングをジャリンに任せ、エルズベスの庭園に入った。タノはライトセーバーを使ってエルズベスを倒し、ジャリンもブラスターでラングを撃ち殺した。カロダンの街は解放され、ウイングが新しい総督として住民たちに祝福された。またジャリンはエルズベスが所有していたベスカーの槍をタノから受け取り、カロダンを後にした。結局タノはザ・チャイルドを引き取らなかったが、惑星タイソンの寺院へ行けば希望が見つかるかもしれないとジャリンに助言した。[1]
制作の舞台裏[]
カロダンは2020年11月13日に動画配信サービス Disney+ で配信が始まった実写TVシリーズ『マンダロリアン』シーズン2第3話『チャプター11:後継者』(ブライス・ダラス・ハワード監督)で初めて言及され[1]、11月27日に『チャプター13:ジェダイ』(デイヴ・フィローニ監督)で初登場を果たした。[2]
登場作品[]
- マンダロリアン – チャプター11:後継者 (初言及)
- マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ (初登場)