カンセラー級クルーザー(チャージャーc70改造型)(Consular-class cruiser (Charger c70 retrofit) )はリパブリック・フリゲート(Republic frigate)という通称でも知られた銀河共和国のフリゲート艦である。外交船のカンセラー級スペース・クルーザーを軍艦として改造したもので、戦闘用の装甲とターボレーザー砲が装備されていた。クローン戦争で共和国宇宙軍の戦力として広範囲にわたって使用された。
特徴

リパブリック・フリゲート
リパブリック・フリゲートはコレリアン・エンジニアリング社製のカンセラー級スペース・クルーザーを軍艦として改造した全長138.55メートルのフリゲート艦である。[1][6] 基本的な外見はカンセラー級クルーザーに似ており、共和国宇宙軍の他の宇宙船と同じく赤と白の塗装が施されていた。[4] リパブリック・フリゲートはクローン航法士官によって運用され、軍医として2-1Bシリーズ医療ドロイドも乗り込んでいた。
リパブリック・フリゲートの船体は戦闘用装甲に覆われ、中央部の背面および腹面に2連レーザー砲を装備し、船首にも2連レーザー砲が配置されていた。リパブリック・フリゲートは比較的小型だったが、船尾に配置された3基の巨大エンジンのおかげで素早く移動することができた。しかしリパブリック・フリゲートは銀河共和国や独立星系連合が使うより大型の戦闘専用宇宙船には全く刃が立たなかった。[1] また、このフリゲートは複数の脱出ポッドを備えた。[4]
共和国宇宙軍のヴェネター級スター・デストロイヤーはリパブリック・フリゲートをまるごと1隻収容することが可能な下部ドッキング・ベイを備えていた。[7]
歴史

ヴェネター級スター・デストロイヤー<トランクィリティ>のハンガーから離脱するリパブリック・フリゲート
クローン戦争中、共和国グランド・アーミーの宇宙艦隊はカンセラー級クルーザーを改造したリパブリック・フリゲートを導入した。戦争の序盤、ジェダイ将軍ヨーダはリパブリック・フリゲートに乗ってカトゥーンコ大王との交渉任務に赴いたが、彼の船は衛星ルゴサの上空で分離主義勢力のミュニファスント級スター・フリゲートに撃墜された。ヨーダは3名のクローン・トルーパーと共に脱出ポッドでフリゲートから退避し、ルゴサの地上へ向かった。
知られている艦名
登場作品
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参考資料
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
"Ambush" - Episode Guide - StarWars.com (archived original article; バックアップ - Archive.org)
Republic frigate - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
Republic Frigate - 公式データバンク
脚注
共和国軍 | |
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グランド・アーミー | 第7空挺兵団 - 第41精鋭兵団 - 第91機動偵察兵団 - 第327星間兵団 - 第224師団 - 第13大隊 - 第104大隊 - 第212突撃大隊 - 第501軍団 - ゴースト中隊 - グリーン中隊 - トレント中隊 - タンゴ中隊 - ウルフパック - クローン・フォース99 - デルタ分隊 |
宇宙軍 | オープン・サークル艦隊 - コルサント本国防衛艦隊 - ブルー中隊 - ゴールド中隊 - シャドウ中隊 - クローン・フライト7 |
スターシップ | ヴェネター級スター・デストロイヤー - アクラメイター級アサルト・シップ - リパブリック・フリゲート - ペルタ級フリゲート - アーキテンス級軽クルーザー - CR90コルベット - イータ級シャトル - T-6シャトル - ニュー級アタック・シャトル - シータ級T-2cシャトル - Vウイング - ARC-170 - クローンZ-95 - V-19トレント - BTL-B Yウイング - デルタ7 - デルタ7B - イータ2 |
ビークル | AT-TE - AT-OT - AT-RT - AT-AP - AV-7対ビークル砲 - BARCスピーダー - HAVw A6ジャガーノート - ISPスピーダー - RX-200 - SPHA-T - LAAT/i - LAAT/c |
クローン・トルーパー | マーシャル・コマンダー - コマンダー - キャプテン - ルテナント - サージェント - ARC - ARF - BARC - コマンドー - ショック・トルーパー - スキューバ・トルーパー - 航法士官 - パイロット - フレイムトルーパー - メディック - ライオット・トルーパー - 特殊作戦部隊 |
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