カンナ(Kanna)はパトローリアン種族の男性で、ズール・ゼンディアット率いる犯罪組織ゼンディアット・コレクティヴに所属した泥棒である。狡猾でかつ独創的なカンナは、コレクティヴの兵器を常に最新の状態に保っていた。また彼は水生種族だったため、ゼンディアットのスターシップ<フォーチュン>に水槽を設置していた。[1]
経歴[]
33 ABY[2]、カンナとズール・ゼンディアット、タルズのラマカック、ザブラクのトライキは惑星ジャクーのニーマ・アウトポストを訪れ、ジャンク・ボスのアンカー・プラットを誘拐した。彼らの目的は、プラットがゴミ漁りのレイから手に入れた古いJ9ワーカー・ドローンの頭部を奪うことだった。カンナたちはプラットを夜の砂漠へ連れ出すと、ドロイドのありかを言わなければリッパー=ラプターの餌にすると脅迫した。[3]
しかしその時、カンナたちの周囲でブロギンの鳴き声が響いた。プラットの救出に駆け付けたレイが周囲に複数のコムリンクを仕掛け、ブロギンの鳴きまねで誘拐犯たちを油断させたのである。レイはクォータースタッフでトライキを突き飛ばし、その後ろにいたカンナも一緒に倒した。レイはゼンディアットの攻撃で追い詰められたが、彼らの目当ての品であるJ9ドロイドの頭部を取り出して空高く放り上げた。カンナたちの注意が上空に向けられた隙に、彼女はプラットを解放した。[4]
プラットはコーン=クラスターをばらまいてリッパー=ラプターの群れを呼び寄せ、脱出のチャンスを作った。ゼンディアットは部下たちにプラットらを撃つよう命じたが、レイはこれ以上のトラブルを避けるため、J9ドロイドの頭をクォータースタッフで打ち飛ばした。カンナは頭部をキャッチし、目的を果たした仲間たちと一緒に<フォーチュン>でジャクーを後にした。しかしJ9ドロイドのメモリーには、彼らが求めていた宝の地図は記録されていなかった。レイは事前に頭部を調べ、メモリーが修復不可能なほど損傷していることを確認していたからこそ、惜しげもなく頭部を手放したのだった。[4]
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ アドベンチャーズ ボリューム1:銀河の英雄たち
- スター・ウォーズ タイムライン (間接的に言及)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 スター・ウォーズ アドベンチャーズ ボリューム1:銀河の英雄たち
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 知り合いの悪魔の方がまし パート1—アドベンチャーズ(2017) 1
- ↑ 4.0 4.1 知り合いの悪魔の方がまし パート2—アドベンチャーズ(2017) 2