カーボナイト(Carbonite)は炭素ガスからつくられる液状の物質で、急速冷凍にかけると固体に変化した。カーボナイトはカーボン凍結と呼ばれるテクノロジーに用いられ、不安定な物質の保存に役立てられた。また、生き物をカーボナイトのブロックで凍結して冬眠状態にすることもできた。ハイパードライブが発明される以前、一部の宇宙旅行者は長期の航海のためにカーボナイトを利用した。しかしこのテクニックには、“冬眠病”と総称される悲惨な副作用が伴った。
DLC-13採鉱ドロイドをはじめとする一部のドロイドは、熱に耐性のあるカーボナイトのボディを持っていた。
歴史[]
クローン戦争中、ジェダイのオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー、第501軍団のクローン・トルーパーたちは生命反応スキャナーによる探知を逃れるため自らカーボン凍結にかかり、独立星系連合によって封鎖された惑星ローラ・サユーに潜入した。[2]
銀河内戦中の3 ABY、シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーは実の息子であるルーク・スカイウォーカーをカーボナイトで凍結し、皇帝シーヴ・パルパティーンのもとへ連れて行こうと考えた。ヴェイダーは惑星ベスピンの執政官を務めるランド・カルリジアンに命じ、密輸業者ハン・ソロを使ってクラウド・シティのカーボン凍結室の実験を行った。カーボナイトで凍結されたハンは賞金稼ぎボバ・フェットへ引き渡され[1]、惑星タトゥイーンのジャバ・ザ・ハットの宮殿へ運ばれた。[3]
登場作品[]
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参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録