- 「何が始まるんだ、相棒?」
「お前はこれからカーボン凍結にかけられる」 - ―ハン・ソロとランド・カルリジアン[出典]
カーボン凍結(Carbon-freezing)は超強力なカーボナイトで高圧ガスなどの不安定な物質を閉じ込める工業テクノロジーである。通常、知覚種族などの生き物に対する使用は想定されていなかった。
概要[]
カーボン凍結はティバナ・ガス等の不安定な物質を超強力なカーボナイトによって閉じ込め、安全な保管や運搬を可能にするテクノロジーである。惑星ベスピンの採鉱都市クラウド・シティではカーボン凍結室と呼ばれる専用の施設と、ベスピン・モーターズ社製のカーボナイト保管リパルサー・スレッドを用いてカーボン凍結が行われていた。[1] この技術は知覚種族などの生き物に対する使用は想定されておらず、使えば命の保証はなかった。凍結時に死なずに済んだ場合、凍結された生き物は完全な冬眠状態になった。[2] また、惑星コルサントのジェダイ・テンプルにもカーボン凍結用の施設があった。[3]
歴史[]
クローン戦争中の20 BBY、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーは、独立星系連合によって封鎖されている惑星ローラ・サユーに潜入するため、部隊のメンバーをカーボン凍結にかけて冬眠状態にすることで、敵の生命反応スキャナーによる探知を免れるアイデアを思いついた。スカイウォーカーとクローン・トルーパーたちのカーボン凍結および解凍は成功に終わり、彼らは無事にローラ・サユーに潜り込むことができた。[3]
3 ABY、ベスピンのクラウド・シティを訪れたシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーは、カーボン凍結テクノロジーを用いてジェダイのルーク・スカイウォーカーを凍結し、皇帝シーヴ・パルパティーンのもとへ連れて行こうと考えた。彼はクラウド・シティの執政官であるランド・カルリジアンに命じ、密輸業者ハン・ソロを実験台にしてカーボン凍結をテストさせた。ハンの凍結は成功したが、ルークはヴェイダーとの対決を生きのびて脱出し、凍結を免れた。[2] また、1年後にカーボナイトから解凍されたハン・ソロは、一時的に冬眠病と呼ばれる症状に陥った。[4]
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 鉄壁の要塞
- クローン・ウォーズ – 生きていた兵士 (ポスターに描かれている)
- ロスト・スターズ (言及のみ)
- 反乱者たち – 反乱組織の名の下に
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 (初登場)
- 反乱軍の危機を救え! レイア姫の冒険 (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- アフターマス
- スター・ウォーズ・アップライジング
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- ブラッドライン (言及のみ)