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類似した名称の記事はガントレットを参照

「あなたの助けがいる。詳しいことは道々話すわ」
アソーカ・タノマンダロア解放への助力を求め、<ガントレット>への乗船を促すボ=カターン・クライズ[出典]

<ガントレット>(Gauntlet)はナイト・アウルを率いるマンダロリアンボ=カターン・クライズが使用したコムルク級ファイター/トランスポートである。クローン戦争の終盤、クライズとその2人の仲間たちはこのスターシップに乗り込み、故郷惑星マンダロアの解放に力を貸してくれる仲間を探す旅に出た。惑星オーバ・ディアで元ジェダイアソーカ・タノを発見したクライズたちは、<ガントレット>で彼女が乗る改造型ネビュラ級貨物船シルヴァー・エンジェル>の後をつけ、惑星コルサントレベル1313にたどり着いた。

特徴[]

コムルク級ファイター/トランスポートの1隻である[1] <ガントレット>[4] はクラス1のハイパードライブ[2] 4基のエンジン照準コンピューターレーザー砲4門(そのうち2門は船首、残り2門は後部に配置)を搭載していた。[1] またこのスターシップは全長68メートル[2]、2名のパイロットによって運用可能だった。[1] 他のコムルク級船と同様、この船の最高速度は1,000 kphを誇った。[2]

歴史[]

Gauntlet-1313-TG

レベル1313に降りたコムルク級船

クローン戦争中の19 BBY[5]マンダロリアン母星である惑星マンダロアダソミリアンの元シス卿モールによって占領され、それまでモールに与していたマンダロリアンの派閥デス・ウォッチが分裂した。ナイト・アウルと呼ばれる一派を率いる元デス・ウォッチのレディボ=カターン・クライズは、ウルサ・レンともう1名の仲間とともにコムルク級ファイター/トランスポート<ガントレット>に乗り込み、放浪の旅に出た。マンダロア・レジスタンスの指導者であるクライズは、故郷をモールの支配から解放する戦いに力を貸してくれる仲間を探した。[3]

やがて3人のナイト・アウルは[6]惑星[7] オーバ・ディアで元ジェダイパダワンアソーカ・タノを発見した。[6] タノはラファトレース・マルテス姉妹と一緒に[1] ネビュラ級貨物船シルヴァー・エンジェル[8] でオーバ・ディアから出発し、クライズたちは<ガントレット>を操縦してそのあとを追った。クライズたちは<エンジェル>を船の照準コンピューターで捕捉して追跡し、最終的に[1] コア・ワールドの惑星[9] コルサントレベル1313にたどり着いた。クライズは<ガントレット>をマルテス姉妹の修理屋のデッキに駐機させると、船から降りてタノに助力を求めた。このトグルータの元ジェダイはクライズの誘いに乗り、マルテス姉妹とは別れ、<ガントレット>に乗ってレベル1313から出発した。[1]

所有者と乗組員[]

モールがマンダロアを占領した後、ボ=カターン・クライズはウルサ・レンと他1名のナイト・アウルと一緒に<ガントレット>に乗り込み、マンダロア解放の助けになってくれる仲間を探す旅に出た。[1]

制作の舞台裏[]

Gauntlet-ConceptArt

JP・バルメによるコンセプト・アート

<ガントレット>は2020年4月10日に初放送された『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン7第8話『再結束』で初登場を果たした。[1] 船の内装のコンセプト・アートは、2018年6月7日JP・バルメによって描かれた。またアソーカ・タノが<ガントレット>に乗り込むシーンのコンセプト・アートはジェイソン・ベッシュが手掛けた。[10]

『再結束』ではこの宇宙船の名前は言及されていない。[1] 公式サイト StarWars.comデータバンクが『クローン・ウォーズ』シーズン7に合わせてアップデートされた際に "The Gauntlet" の記事が追加されたが、コムルク級ファイターの別名がガントレット・ファイターであるため、個別の宇宙船名であるかどうか明確ではなかった。[3] 2022年Atomic Mass Games から発売されたミニチュア・ゲームのカードにより、<ガントレット>が個別の船名であることが確定した。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版