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キサーバ(Kithaba)はクラトゥイニアン男性で、犯罪王ジャバ・ザ・ハットスキッフで衛兵として働かされていた奴隷銀河内戦中、キサーバはルーク・スカイウォーカーハン・ソロチューバッカカークーンの大穴へ運ぶバンサIIカーゴ・スキッフに乗り込んだ。ラグジュアリー・セール・バージケタンナ>に乗るジャバが処刑執行を命じた後、スカイウォーカーはR2-D2からライトセーバーを受け取り、キサーバたちスキッフ・ガードと乱闘を繰り広げた。戦闘中、キサーバは真っ先にスキッフから落下したが、他の衛兵が肉食獣サルラックの餌食になる中、しばらく穴の中でもがき続けた。ジャバがレイア・オーガナに殺された後、サルラックはキサーバを舌で巻き付け、胃袋に飲み込んだ。

経歴

帝国時代クラトゥイニアン種族のキサーバはハット犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレ奴隷として仕えていた。ヤヴィンの戦いの約3後、惑星タトゥイーン砂漠にそびえるジャバの宮殿に、カーボン凍結された密輸業者ハン・ソロが届けられた。それから約1年後、反乱同盟軍に所属するソロの友人たちが救出作戦を開始した。ジャバの手下に変装した元密輸業者ランド・カルリジアンが宮殿に潜り込んだ後、ジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカードロイドC-3POR2-D2を贈り物としてジャバのもとへ派遣した。それからしばらくして、賞金稼ぎブーシに変装したプリンセスレイア・オーガナウーキーチューバッカが宮殿にやって来たが、ジャバは彼女の変装を見破り、拘束して自分の奴隷にした。最後に到着したスカイウォーカーはジャバのランコアを倒したが、ジャバの手下たちに捕まり、ソロやチューバッカと一緒に処刑されることになった。

ジャバは3人の囚人をカークーンの大穴へ連れて行き、獲物を千年かけて消化すると言われるサルラックの餌食にするよう命じた。キサーバは囚人を運ぶバンサIIカーゴ・スキッフに乗り込み、処刑場へ向かった。彼のスキッフには、囚人のほかにカダッサニクト操縦士ヴェデインや、ウィークウェイパゲッティ・ルック、ジャバの手下に変装したランド・カルリジアン、他2名が乗り込んでいた。ジャバ本人もオーガナや大勢の取り巻きを従えてラグジュアリー・セール・バージケタンナ>に搭乗し、処刑場へ同行した。

Kithaba death

サルラックに捕まったキサーバ

大穴に到着した時、スカイウォーカーはジェダイマインド・トリックを使って衛兵を説得し、手錠を外した。ルックがスカイウォーカーを張り板へ誘導した際、キサーバと他のスキッフ・ガードはソロとチューバッカを見張った。その後、ジャバは通訳のC-3POを介して囚人の最期の願いを聞いたが、スカイウォーカーは自分たちを解放しなければ後悔することになると答えた。犯罪王はスカイウォーカーの発言を嘲笑い、スキッフ・ガードたちに処刑執行を命じたが、ジェダイはルックの後方へと跳躍し、R2-D2に預けていたライトセーバーを受け取った。ジャバの衛兵はスカイウォーカーの攻撃に次々と倒れ、キサーバは真っ先にスキッフの手すりから落下した。しかしキサーバはしばらく穴の中で持ちこたえ、彼よりも後に落下した衛兵数名がサルラックに食い殺された。ジャバがオーガナに殺され、カークーンの大穴の乱闘が終わりかけた時、サルラックは長い舌を使ってキサーバを捕まえ、胃袋に飲み込んだ。その後、スカイウォーカーたちは<ケタンナ>を破壊して処刑場から去っていった。

個性と特徴

キサーバはクラトゥイニアンの男性で、肌は緑色だった。

装備

カークーンの大穴の戦いに参加した時、キサーバは白いシャツの上に黄色のベストを着用し、赤いパンツを穿いていた。また、彼は赤いバンダナ、弾薬帯、ベルト、ブーツ、グローブを着用していた。彼は槍に似た棒状の武器を使用した。

制作の舞台裏

キサーバは1983年の映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場するジャバの手下の1人で、演者はスタッフロールにクレジットされていない無名のエキストラである。映画製作中、クラトゥイニアンのスキッフ・ガードは「バラーダ1」および「バラーダ2」と呼ばれていた。これは映画『地球が静止する日』に登場する「クラトゥ・バラーダ・ニクト」というフレーズが元ネタになっている。その後、バラーダ1にはバラーダという名前が与えられ、バラーダ2は2004年に発売されたスター・ウォーズ カスタマイアブル カード・ゲーム『Jabba's Palace Limited』でキサーバと名付けられた。正史設定では2015年発売の『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』で初めて紹介された。

登場エピソード

参考資料

他言語版
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