- 「金を払わねば略奪する」
- ―スパイス・ランナーズのモットー[出典]
キジーミのスパイス・ランナーズ（Spice Runners of Kijimi）は惑星キジーミの盗賊地区にアジトを構えるスパイスの運び屋集団である。彼らは密輸業者であると同時に海賊でもあり、犯罪王ジャバ・ザ・ハットの死や銀河帝国の崩壊をきっかけに生じたスパイス事業の混沌期に勢力を拡大した。彼らは、かつて帝国の主力艦やハットの傭兵に守られていたハイパーレーンが無防備になっていることに目をつけ、海賊行為や保護料の徴収で利益をあげた。当初、彼らはメイルストロムから飛び出してくるスパイス運搬船を襲撃していたが、やがて鉱山の運営者とパートナーシップを結び、暴力行為からは手を引く代わりに、はるかキジーミまで拡張されたケッセル・ランを通ってくるスパイスに、独占的にアクセスする権利を手に入れた。[2]
ファースト・オーダーとレジスタンスが戦争を繰り広げた時代、スパイス・ランナーズはゾーリ・ブリスによって率いられていた。スパイス・ランナーズは銀河系の争いから中立を保っていたが、ブリスがリーダーになる頃にはそれが困難になっていた。[2] 35 ABY、かつてスパイス・ランナーズの一員だったレジスタンスのポー・ダメロンは、盗賊地区のドロイドスミス、バブ・フリックに協力を仰ぐため仲間とともにキジーミを訪れた。ブリスはダメロンが戻ったことに最初は不快感を示しつつも、彼らをフリックのもとへ案内した。レジスタンスと関わった結果、キジーミはファースト・オーダーの標的となり[4]、スパイス・ランナーズはすぐに撤退を開始した。[5] キジーミがジストン級スター・デストロイヤー＜デリファン＞によって破壊された後、ブリスはエクセゴルの戦いでレジスタンスに加勢した。[4]
登場作品[]
- ポー・ダメロン：フリー・フォール
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け （初登場）
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け 小説版
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ジュニアノベル版