キッド・マルマシュ(Kid Malmash)はファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代に運び屋として活動した、若いシャンビークの男性である。改造型ランサー級追跡船<ネビュラ・ケルピー>を使い、逃亡者たちを安全圏へ逃していた。35 ABY、マルマシュは他の多くの無所属パイロットたちとともに、レジスタンスの呼びかけに応えて惑星エクセゴルに駆けつけ、ファースト・オーダーやシス・エターナルと戦った。レジスタンスがエクセゴルの戦いに勝利した後、マルマシュは仲間たちとともに衛星エイジャン・クロスのレジスタンス基地で祝賀会に加わった。
経歴[]
若きシャンビークの運び屋キッド・マルマシュは、改造型ランサー級追跡船<ネビュラ・ケルピー>を操縦して、高額の料金と引き換えに逃亡者を安全な場所へ運ぶ商売を行っていた。しかしファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代になると、逃亡者たちにとっての“安全な場所”が次第になくなっていき、マルマシュの儲けも減ってしまった。[1]
35 ABY、マルマシュは他の大勢の無所属パイロットとともに[1]、レジスタンスのランド・カルリジアンやチューバッカの呼びかけに応え、ファースト・オーダーやシス・エターナルとの決戦に力を貸した。彼らは巨大な艦隊となって未知領域の航行困難な領域を進み、惑星エクセゴルの大気圏に到着してすぐに、シス・エターナル艦隊との交戦を開始した。[2]
ジストン級スター・デストロイヤーからなるシス艦隊が壊滅した後、キッド・マルマシュはジャングルの月エイジャン・クロスにあるレジスタンス基地で、レジスタンスのメンバーや仲間たちとともに勝利を祝った。ドロイドのBB-8とD-Oが再会を果たした際、マルマシュはGNKシリーズ・パワー・ドロイドの近くで踊っていた。また海賊マズ・カナタとチューバッカが会話していた時、彼はドロイドAL1-L3や賞金稼ぎセレノ・チャンドロたちの近くにいた。[2]
人物[]
キッド・マルマシュはシャンビークの男性で、肌は白く、赤い目をしていた。エクセゴルの戦い当時、彼はまだ蛹化していない若者だった。また彼は呼吸のためにアルゴンが豊富な空気を必要とした。[1]
装備[]
キッド・マルマシュは黒いスーツを身に着け、アルゴンが豊富な空気を中に閉じ込めることができるパースペックス製のドームをかぶっていた。彼は改造型ランサー級追跡船<ネビュラ・ケルピー>を所有し、自身が投資したステルス・テクノロジーをこの船に取り付けていた。[1]
制作の舞台裏[]
キッド・マルマシュは2019年12月20日公開のシークエル・トリロジー最終作『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』(J・J・エイブラムス監督)で初登場を果たした。[2] また、キャラクター名は映画公開日に発売されたパブロ・ヒダルゴによる設定資料集『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』で初めて判明した。[1]